舞台 同じ夢
（作・演出）赤堀雅秋
（出演）光石研 麻生久美子 大森南朋 木下あかり 赤堀雅秋 田中哲司
３年振りのシアタートラム
（少々ネタバレあり）
「同じ夢」を観てきました。
関西でも上演があるのですが、東京へも行ってきたのです。
何故なら、１３日は誕生日でして。誕生日の日に南朋さんが観れるなんて嬉し過ぎる。
昨年、早乙女太一君がぎふで公演中だったけど、平日だったから観に行けなくて残念な思いをしたので、この舞台の日程が発表された時すぐ行く事を決めました。
くだらなく、どうしようもない日常。
そんな中での少しの幸せを探して夢を見て。
ピリピリした空気、会話。
日常って慣れる事で保たれてる。それが良い悪いは別として。気持ち悪い感情とか、ちょっとしたこだわりとか、段々慣れる事で薄れていって。流して。そうじゃないとやっていけない部分がありますものね。その中でも答えも見つけて。
始終心がざわつくけれど、光石研さんが演じる昭雄の最後の言葉が腑に落ちてホッと。
とにかく赤堀さんが面白い。
なんだこの汚いしょーもないおっさんって思うんだけど…観ていくと気になる、気になる。
噂通り、田中哲司さん歌が上手いです。因みに男性陣皆歌います！
大森南朋さんの田所は至ってどこにでもいる普通な人だと思います。以前鶴瓶さんが「大森南朋の普通は狂気」と言ってました。未熟な私はまだそこは見えなかった…
長台詞の所大変そうです。ただ内容が下らないんですよ。あまりの下らなさに笑ってしまいます。お楽しみに。
少しミステリーな要素も。
男はバカで女は怖い。とくに麻生久美子さんの高橋さんが怖い。
喫煙シーンが結構あります。体調が万全ではなかったのでキツかったのですが、「大森南朋と煙草」はいつもと同じ様に渋くて素敵ですよ。
パンフレットが写真集みたいで良いです。
13日に「ふたがしら」の入江監督が来られてました。
14日には、なんと南朋さんのお母さん（多分）と奥様が！！
ゆり子さんはとっても美しくてね。見とれてしまいました。
次は東京千秋楽。またざわついてきます。