早乙女太一 新春特別公演2014 BUMP 2 | Charming Voice

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1月18日 夜 お芝居 「喜太郎祭り囃子」

太一君演じる喜太郎は親思いの優しい青年。なおさんと恋仲。
登場した太一君がチョー可愛い。お店の帳場を任されているようで、着物に前掛け姿。優しい声。口調も優しい。目がドキドキです。心も恋の矢です。
しかし座長演ずる義兄も彼女が好きで、先代に義理がある母の頼みで彼女を義兄に譲ります。
あるお祭りの日、なおさんと祭りに行こうと約束していましたが、そこにしつこく義兄がなおさんを探しに。喜太郎がなおさんを隠すため、木になりきる姿が可愛い。しかし見つかってしまって連れて行かれちゃうの。かわいそーな喜太郎。
その後、義兄となおさんがヤクザに絡まれ喜太郎が助けにきます。ヤクザの方が強いはずなのに意外にこの方強い!

山下翔央君演じる子分が、ものすごくチャラいのよ。浮いてる。むかつく。イライラする((o(-゛-;)
すごいキャラ立っていた。何なのこの子?思わず笑っちゃったよ~。同じ子分役の久保田創さん、矢崎広さん達もみな、苦笑い
もみ合っているうちに誤って翔央君を刺してしまう喜太郎。ほとぼりが冷めるまで喜太郎は旅に出ます。
3年後、渡世人になった喜太郎が戻ってきます。
その間に、義兄となおさんは夫婦に。しかし、この兄、仕事もしない、義母・嫁は大事にしない。借金もある。バカ旦那となり、どうしようもない。
母親に肩叩きさせたりね。母親役が奈々さん。そう本当のご夫婦です。ここのやりとりが夫婦漫才のようで楽しかったです。
喜太郎に対しても態度が悪く、追い出そうとする始末。喜太郎はそんな兄を見限り、母にここを出て一緒に旅に出ようと誘いますが、やはり義理堅く行かないんですよね。

そんな中、義兄がつくった借金のせいで、なおさんがヤクザに連れて行かれます。彼女を助ける為にヤクザの元へ。太一君の見得を切るところ、カッコ良かったですね~前半とは違うドスのきいた声。
ここで少し殺陣も見れました。ヤクザをやっつけ、その姿を見た義兄は心を入れ替え、喜太郎はまた旅に出たところで幕。めでたしめでたし。

この日のお芝居2本とも、若手ゲストさんが両方ヤクザ役であんまり目立ってなかったな~(1人を除いて)
シンプルで気楽に見れた人情ものって感じでした。
印象はちょっと薄いな~
でも、優しい青年と渡世人という、まったく違ったキャラを見れて、一度に二度美味しいお芝居でした。