THE RASMUS  「THE RASMUS」 | 幻想奇行

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時計*蛇*守宮*Belgian Beer etc... 


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好きなバンドの5本指に入るTHE RASMUSの新作が発売されたよ!!!

即買いしてしばらくヘビロテしてたんだけど、なかなかにいいアルバムだよ!



穏やかな春の日差しの中でわが孫を見つめる祖母のような気持ちの幕開けで始まるオープニング曲「STRANGER」。
すばらしい!とめどなく垂れ流される哀愁のメロディの洪水に涙腺決壊必死です。とくにサビ後のhu~u~はやばい!!異人さんに手をひかれて二度と戻れない世界に連れて行かれる儚い少女の後ろ姿がはっきりと見えます。
いやあ名曲だ。
サビの「STRANGER」とhu~u~だけを繰り返し100回は聴ける!
なにも悲しくないのに勝手に涙と鼻水が滴り落ちてくる、そんな曲です。




そして4曲目の「Save Me Once Again」!!!
これも涙腺をめっためたに破壊し、異常なまでの哀愁臭さで鼻を陵辱させられること必死の激やばチューンです。
特にサビ後のah~ah~ahhhhがやばい!!!
家をなくした少年がベソをかきながら今夜寝泊りできる場所をひたすら探して彷徨い歩く春の日の夕暮れといった風情です。
涙がとまらねえ。
サビとah~だけを繰り返し200回は聴ける!




しかしあれ?サビ後のクワイア、「STRANGER」のかんじと似てないか?
そんなことはどうでもいいんです!

いいもんはいい。こんな曲作れる彼等はすごい!




と、べた褒めしましたが、気に入らない点もかなりある。
1~4曲目は素晴らしいんだが、その後がいまいち・・・
どれも印象に残らず、ちょっと退屈。
まあ4曲目までのためだけにアルバム買っても全然損はしないが。



あと、ジャケットがしょぼい↓
個人的にメンバーの写真をジャケットに使うバンドは嫌いです。
ラスマスもとうとうやっちまったか。
なんでこんなださいジャケットにしたんだろう。
曲が素晴らしすぎるだけにアートワークに手抜きしてほしくないなあ。




総評すると、アルバム全体の音のかんじは4作目の「INTO」に近いと思う。
5作目から前作までの若干ハードでダークな雰囲気はあまりなく、軽めでまったりとした中にキュンとするような哀愁を閉じ込めたかんじ。


ということで、前作で聴かれたような真冬の夜に漆黒の闇に向かって自身の無意味な存在意義を激しく慟哭するようなむせび泣く哀愁メロディは聴かれないものの、春の麗らかな日差しの中でひっそりと死を迎えるような穏やかな哀愁がつまった癒し系のアルバムである。




しかしこのバンドがなぜもっと人気でないのか理解できん。
この切ないメロディは日本人の琴線に確実に触れるものだと思うんだけどなあ。
ぜひもっとたくさんの人に聴いて欲しいバンドだ。
まあメジャーになりすぎたら嫌いになるんだろうけど・・・・