大人の後姿~地域のつながり~ | サイレントルーツの実

サイレントルーツの実

先住民文化と歩く毎日のつれづれ。
食・子育て・自然農・鉱物や菌類。癒し。語りべ。
民族楽器とともに語る昔話への道・先住民の方々との日々。
淡路島移住生活・母子疎開支援

今日は長い一日だった・・・・・



朝は子供と夫と映画。(ポケモン)

運転免許を誰も持っていない我が家は、

自転車で荻窪から豊島園の映画館までチャリチャリ。

片道40分なり。




で、見終わってから一度帰宅し、ラージャヨガの25日のイベント資料をメールで送ってから今度は日暮里へ。

例によってまた人身事故で電車が遅れていて。(中央線最近多すぎますね、人身事故)

例の地域区民プロデューサー養成講座の課外授業、というか下調べに日暮里のイベント会場へ。

なぜかナマハゲさんとハイ、ポーズ。

(ちょうど秋田物産展をやっていて、ナマハゲさん登場。)



サイレントルーツの道-ナマハゲ

日暮里の地元を支えて20年、ボランティアで活動を続けている日暮里駅前開発研究会主催の物産展。

皆さんの活動を拝見させていただき、地域をつなげようとしているその意気込みというか

熱さを教えていただきました。

その姿は会場の親子連れや子供たちにも伝わり、最初ナマハゲのあまりの迫力に怖がっていた子供たちも

だんだんよってきて写真撮影会になり、ほのぼのしていました。

(ふふふ。そして私は新たなアイデアもひらめき。お披露目は9月頃になりそうかな。)




そしてまた荻窪に帰って今度は子供の小学校の夏祭り。

私は籍だけある幽霊夏祭り委員。

本番の夏祭りだけは手伝わなきゃな、と子供と浴衣を着込み。

が、あせっていたためか着物のあわせを反対にして着てしまい、それも全然気がつかずに行く途中

近所のおばさまにご挨拶。

すると「あんたその着物逆よ、ちょっと来なさい」と呼び止められ家の中で着付けをしてもらい。

ありがたや~。



サイレントルーツの道-yukata

小学校の会場では子供は放し飼い状態。友達とどこにいるかわからないけど、楽しんでやってるんだろう.

今年小学校の夏祭りは近隣の和太鼓(地域の伝承和太鼓&篠笛)登場。



サイレントルーツの道-くつかけ和タイコ

幽霊夏祭り委員だった私はありがたい限りで、本番の盆踊りの時にでも手伝わせてもらおうと夏祭り委員の仕事、盆踊りを子供たちと踊るのをやっていたら、見知らぬ子供たちのけんか発生。

10歳ぐらいの女の子が泣いていて口の中を怪我している模様。

ちょっと元気のいい男の子連がいつもちょっかいを出しているらしい。

顔見知りの夏祭り委員のお母さんが困っていたのを見かねて引き継いだものの、

私はオンタイムで見ていたわけではなかったので、どうしたらいいかわからず、

パニックになって泣いている女の子をそのままにしてはあまりにも目立ちすぎてかわいそうなので、

話を聞きながら本部の保健の先生のところへ連れていって。

保健の先生が心のケアまで対処している姿を見て、安心して渡してきました。

(怪我させている男の子を呼んで、怪我させていることと謝ってもらうことをしようね、と、さすがでした)

で私はようやっと夏祭り委員の仕事もできたぞと、自分の子供とご近所の親子と安心して帰途につき。




長い一日でした。

皆地域の中でつながりあって生きていて、それは大人も子供も変わりないな~と思った一日でした。

大人たちは自分たちよりも少し上の大人たちの後姿を身、私たちの後姿は子供たちが見ているんだろうな~。

以前は地域のつながりを面倒だなと思う時は正直しょっちゅうでしたが、少しずつ関わり始めたことで何かが自分の中で変わってきています。

我が家はアパート暮らし、いつまでひとつのところにいるのかわかりませんが、住んでいるところで何かをしていくっていうのは

地面に足がつくようで、安心するような、呼吸がしやすいような、なんともいえない感じです。


今日は親子して良く眠れそうです。