対局者
金ー堀ー渋川ー田内 (敬称略)
ようやくA1リーグが開幕した。
主にリーグ戦のみのプロ活動をしている私には、長く待ち遠しく感じる時間であると共に、不安と恐怖を感じるオフシーズンでもあった。
様々なイメージトレーニングもしてきた。
会場の大塚スリアロ第二スタジオでの対局は初めて。
雰囲気を味わいたく、一時間前に一番乗りでスタジオ入り。
解説の佐治さんと「初めまして」の挨拶を交わす。
今後も「初めまして」の実況者、解説者とも多くお会いするだろう。
幽霊協会員故、まだまだアウェイ感は否めない・・・
普段Mリーグを中心に画面越しに見ていた人たち・・・
金さん、渋川さん、そして堀さんと久々に言葉を交わし、懐かしさを感じた。
田内が現れた。
ネタで謝罪されるところまでは読めたが、まさかの菓子折り添えとは恐れ入った。
対局配信は一般化され、対局者のバックホーンや情報を視聴者の方々に知っていただくことも含めて、ある程度のネタやエンタメ的な絡みは必要だと思う。
反面
「やりすぎ」には注意が必要なのかもしれない。
まぁ今回のことは全く問題がないであろう・・・
将棋の公式対局の前などにはそういったことはまずないだろう。
私たちは競技麻雀プロで、それ以上でもそれ以下でもないのだから。
無名で絡みのほとんどなかった私を少しでも面白おかしくいじってくれた田内さんには感謝したい。
肝心の対局はというと・・・
反省点
初戦 東4局
全くやる気がなかった所から、ドラが重なっただけで少し色気が出てしまい、七対子イーシャンテンからリーチ現物の打七
マンズホンイツに5200放縦。
せめてテンパイから打とう。
悪い押し①
三戦目 東4局
金さんの役×3 最終手出し6
自身親 リーチのみの聴牌
迂回可能
こういう放縦をする人はA1にはいてはいけないと思う。
(万死の)悪い押し②
まだまだ重い病は完治していないようだ。
こうやって実践を交え、反省と猛省を繰り返して少しずつ寛解を目指すしかない。
協会A1の質を落としてしまい、反省している。
検討課題
二回戦 南2局 1本場
中盤5-8ノベタン リーチせず。
場に2枚切れの五に四、六をくっつけてのリーチを目指す。
少し前ならこんなのは即リーチだった。
リーチが正解なのかもしれない。
ドラが見えておらず、5-8に何の魅力も感じなかった。
こういう選択を出来ることは、昔の自分が見たら驚くだろう、いや、下手くそだと思うだろう。
結果は田内からリーチが入り、堀が4000ALLを和了。
検討課題①
初戦 南一局
四四六六六⑦⑦344558 ドラ8 ツモ⑤
⑥一枚切れ
⑤ツモ切り
これも昔ならドラ8を当たり前の様に打ってテンパイ効率重視
しばらくしてツモ9
ここで⑦トイツ落としをする方が良かったのかもしれない
良く分からない
はじめの分岐点でのチートイ決め打ちの打六も濃厚だったか
ちなみに仕掛けるつもりはなし
検討課題②
その他思ったこと、感じたこと 戯言
・控室での皆の細かい思考・会話についていけるようになりたい
・配信見映え
裏ドラは画面内で捲らないとダメ
(急所での)長考は思っていたより見苦しくない
むしろある程度「間」があったほうが映える局面もある
・相手の序盤のリーチに関しては、フリテンリーチの可能性を1mmくらいは考慮しても良い 全くその発想が抜けていた
・中盤煮詰まった局面、リーチ者がいる局面で、田内が下家にいるとき2,3度「マネマン」をしてきた
3、4巡と連続で同じ牌を合わせ打ってきた
誰か彼に協会に「マネマン」というローカル役はないと教えて欲しい
・髪型が変 決して剥げている訳ではなく ただデコッパチということだけは分かっていただきたい