釣りと私、初めての游漁船 | しかまち心療内科のブログ

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精神科の記事は一応専門として書いていますが、政治経済は素人ですので趣味で書いています。

子供のころから海は身近で真珠養殖のいかだなどで釣りしてました。針と重りだけ簡単な仕掛けでアラカブ、タイ(20㎝くらい)、とか結構釣ってました。釣りはお金をかけるものではなく餌代以上の価値をつらなければ負け、という感覚がありました。最近は以前と比べると釣れなくなったけど、さらに私は撒き餌をしないんです。釣りえさのエビは300円くらいだけど2,3回くらいに分けて使います。撒き餌(オキアミの冷凍ブロック)も300円くらい、600円分の魚釣るのは難しい。それと釣った魚以上に重い撒き餌はなんだかポリシーに反しているのです。こんなことやっているから釣れない。で面白くない、といった感じになりがちでした。

うちの近所は湾がありその外に九十九島があるので波がありません。湖で釣ってる感じです。中学生のころ友人と小さなボートで釣ったりしました。道具は1000円くらいのアジゴ釣りサビキセットを僕は使います(竿リール込み)。当然針は一番ちっちゃいやつです。しかし、こんなものでも大きなのが釣れるんです。50㎝のタイとかあがってました。よく切れないなあと思ってましたが意外と大丈夫なんです。同じ大きさのバリ(アイゴ)もきます。リール巻いて赤だとうれしい黒だとがっかり。バリは殺して捨てていました。お店で食べたバリの刺身はおいしかったけど私にはつくれない。

金をかけないと釣れないのであまり釣りにはいかなくなりました。

 

2024,7月暇な日が続いたので暇つぶし的な気持ちで釣りに行こうと思いました。朝6時半とのこと。私的にはとんでもない時間。前日は超快晴で外にはいれない感じ。キャンセルしようかと思いましたが行きました。ヒマラヤに行って長袖で白のシャツと黒のパンツを買いました。日焼け対策ですね。黒のパンツはぴっちりしており上からハーフパンツをはいてくださいと言われました。靴はゴムで底が滑り止めになっているやつ。暑かったら頭からどんどん海水をかけようと思ってました。ハーフパンツはいいだろうと思ってはかなかった。集合してみると大きな船で日よけ付き。これは安心。トイレまでついてた。ところが女性が2人。いると思わなかった。しかも一人は女子高生だ。これは変態と思われても仕方ない。小さな船をイメージしててチャンスがあれば沖で海に飛びこめないかとか思っていたのです。

最初から手ぶらで行くという約束。発砲ケースだけ持っていった。凍らせた水、塩飴、ビスケット。飯は食わずにトイレにはいかない気持ち。

仕掛けは疑似餌、底に落としてすっと上げるとそこを食いに来る。30メートルとか40メートルです。本土と五島の真ん中くらいで釣りました。波があって沖には出れなかったそうです。これまでエサ釣りしかしてなかったからなんでこんなものに食いつくのか不思議。40cmくらいのいとよりが4匹くらいかかりました。色がすごくきれい。海がきれいだと魚もキレイ。

えそがかかるけど皆さん捨ててました。お願いして私はもらいました。うろこ剥いで内臓とって塩水で洗う。それから塩だけで素揚げにしました。当初は少しフライパンでからからにして吸い物の出しにしようと思ってました。骨が多いならいいかなと。ところがさばいてる時にえそが嫌われる骨が意外と目立たなかった。身がぷりぷりしている。うちの奥さんの強い意見で揚げることに。むしろ小あじより食べやすかった。おいしい。塩をすこしきかせたら酒は何でも行けそうです。

えその頭はフライパンでからからに焼いた。上品なにおい。これはいけると思ったけど、だしをとると味がしない。失敗でした。

いとよりのあらは煮つけに。めちゃうまかった。身は塩焼き。上品な香り、今まで食べた焼き魚で一番かも。あっという間になくなった。

同乗者が60㎝くらいあるでかいこちを釣り上げた。どうやって食べられるんですかと聞くとあげましょうか、と。前回も釣ってさばくのに大変苦労したとのこと。言わなきゃよかったと思いつつありがたくもらいました。ところが奥さんといとこのねーちゃんはダメと。母親に渡してまだ未調理。こちはめちゃうまくて好きです。

 

家でごろごろするよりは釣りに行った方がはるかに健康的だと思いました。釣れた魚は外してくれてそこまでしてくれるんですかって感じ。お金は惜しまず釣りに行った方がいいのかなと思いました。

 

母親と連絡取れて一日遅れで配達。こちは骨で刺身を切り出すのが難しかったそうです。骨に身を残していいと思えば難しくない。刺身をとれるだけ取ってあとは煮つけに回せばいい。刺身は白身でぷりぷり。柚子こしょうで食べたそうです。私は試食できませんでした。