私は太っているということがあって手術の際にはリンパを取るのを最小限にしてもらった。


子宮体癌で手術しリンパを取る人と比べるとかなり少ないはず。


もちろんそうなるとリンパへの転移やリンパからの他臓器への転移などは他の人よりもリスクが高いはずだ。


それでも先生は、太っている私のがリンパを多く取った後の危険さの方を少なくする選択をとってくださったのだ。


その影響もあるのだろうか?術後の排尿・排便障害は殆ど出なかった。


大掛かりな開腹手術をするのだから、いくら快調人間の私のだって少しぐらい影響が出るかもしれない。もしかしたら術後は便秘になるかもしれないと覚悟していたのだけど退院前から快調な状態が戻ってきた。


術後一日〜二日は食べてなかったり、十分粥だったりしたせいだろうか、したいと思わなかった。


それで心配されたのか、マグミットという軽い便秘対策の薬が処方された。


それを処方された通り飲み続けたら術後三日目辺りから一日に四〜五回のお通じがあり

それを記録してあった紙で知った看護師さんが


「一旦止めてみようか」


と言ってくれ、その翌日からは術前と同じ一日、二回の私にとっては普通の状態が戻ってきた。


それからはマグミットに頼ることなく一日、二回を維持し

もちろん硬くも緩すぎることもなく術前と同じ、スルリンだったので


最初に処方されたマグミットは退院するまで使うことなく、持ち帰る事となった。


とはいえ、私にだって開腹手術をしたわけで今後、腸閉塞に気をつけなければいけない。


便秘はもちろん、腸の動きを鈍くしないようにアイスや食物繊維は少なくとも半年は断とうと決めたのだった。

私は入院中キズの一部に薬を縫ってガーゼを当てるように指導されてた。

その時使用するガーゼとガーゼを止めるテープは
入院中は病棟で用意してくれてたのだけど
退院間近な頃

「家では自分で用意してくださいねウインク
売店に売ってますから」

と言われて買いに行ったの。

そしてその売店で購入したテープを
ずっとガーゼ止めとして使い続けてたのだけど

さきほど、いつも楽しく読んでいる
そんたんさんのブログを見て唖然



私がガーゼ止めに使い続けてたテープって
マイクロポアテープよ!

別にガーゼを止めるのに使うのだって
ちゃんとした用途よ

けど、私、このテープがマイクロポアテープにできる
テープだって事、今の今まで知らなかった。

ただの茶色テープだと思ってた。
(ググったらただの茶色いサージカルテープと
マイクロポアテープにできるテープは違うらしい)

そんたんさんの絵を見て、もしかしてとググって調べてみたところ
私の使ってるテープはマイクロポアテープだと分かった。

まぁ確かに少々割高な気もしたけど
病院の売店だからかな?なんて思ってた。

なんだか今まで知らずに無駄な使い方してきた気分。
いや、もっと安いテープもあるのだから
やっぱおバカかも笑い泣き

私も薬塗りもガーゼ当ても落ち着いてきたから
マイクロポアテープ貼ろうかなぁ。

私の手術は開腹手術だ。

それも、お臍の横から三段腹(私は三段腹じゃなく二段腹)の一番下の段終わりの辺りまで縦にと、そこから左横に数センチ切ってあるL字型だ。


そしてホッチキスタイプではなく

縫ってあるタイプだ。


というわけで創は長い。デブだから尚の事長い。

ちなみに、キズは鋭利なもので切ったキズは創という漢字を使うらしい。


創を初めてマジマジ見た時はさすがにショックだった。

夫にはしばらく見せたくないと思った。

「引く」ってさ顔に出ちゃうと思うんだよね。

その姿をを見て傷つきたくないよ。


手術前は、キズ跡が残ろうと別に気にならないだろうと思っていた。

けれど術後一週間ぐらいの時は、ただの切り創ではなく

ナンジャコリャ的に醜いのだ。

それなのに先生も看護師さんは問題無いような反応をしてる。


変なところで繊細なものだから

この創跡が異常じゃないか聞く事が出来ない。


あまり良い状態じゃないのを肯定されたら

しばらく立ち直れないからだ。


看護師さんたちの反応が普通な事を

「多分、時間が経ったら見れる(?)創になるんだわ」

と勝手に解釈するにとどめる。


退院前も、今の創の状態より酷くなったら電話するようにと言われるだけで現状の創が異常あるようには言われなかった。


ネットで開腹手術の創跡を調べるものの

私の創よりエグい画像が出てくるばかりで

どんな状態が普通で、どんな状態が普通じゃないかが分からない。


毎日、薬を塗ってガーゼを替えるのだが

日に日に良くなってるようにも見えるし微妙な気もするし

創は素人には本当に分からないものだ。



そして3月13日現在、キズを見てみると

縦ラインの上の方がかなりキレイになってきた。


最初は、段差みたいになっていたところがあり

「これ治らないんじゃないの?私がデブだからこうなったのかな?」


と少し諦め感もあったんだけど

それが今は嘘のようにキレイになってる。


後は下の方だな。


入院中は毎日目標を決めて散歩していたが、退院したらどうやってそのモチベーションを保とうかと考えていた。


普通に近所を散歩しようなんて計画を立てても、きっと三日坊主どころか一日で飽きる。


私に続けられる方法は何かと考えて、ショッピング散歩にしようと考えたのだった。


ショッピング大好きな私はお店を見て回るのだったら、かなりの距離を歩ける。


我が家は埼玉県O駅が最寄り駅なので駅前に出るだけでも見るところは多かったし

ちょっと電車やバスに乗れば色々な大型ショッピングモールに行けた。


ただ、これには問題があった。

それは人が多い場所に行くためにウィルス性の物に感染する恐れがある事だ。


けれど私は体調がいい時は散歩するモチベーションを優先したくて、この方法を実践した。


そのために自衛できる事はした。


それが、空間除菌できるという製品の首からぶら下げるタイプの物の携帯と

食べるマスクという物で体内の免疫力アップだった。

あとは普通のマスクね。


そんな物効かないとか、気休め程度だと言う人もいるだろう。


もちろん、個人差があるし科学的な事に詳しい人には失笑ものの事かもしれない。


けれど私にはその気休めが大事だった。


これのおかげで、入院前に仕事をしていた時も風邪を引かずに済んだ。


毎年、一回は大風邪を引くというのに。


そのために私はそれらの自衛を信じきる事が出来て今も尚、風邪もノロもインフルエンザにもかかっていない。


こうやってマイペースに散歩のつもりでショッピングに出かけていたが、やはり長めに立っていると創が痛み出す。

なので休憩しつつ楽しく散歩を続けたのだった。

今回の子宮体癌、子宮と卵巣摘出手術の入院は一月二十三日から二月五日までの十四日間となった。


退院してからの次の通院日まで一週間ぐらいかな?と勝手に想像していたら

なんと一ヶ月以上も先の三月十四日だというのだ。


何かの間違いじゃないの?と思って聞いてみると、病理検査の結果が確実に出たころにという事で、そんなに先になったのだという。


つまりはそれまで検査の結果も分からないし、お風呂にも入れない。仕事にも復帰出来ないんだろうな。


どのぐらいで体が回復してくるか分からないけれど、病理検査の結果が出ない事には、その先が分からない。

抗ガン剤やるのだろうか?

ステージは?


創が痛い以外は元気なので大丈夫なんじゃないかと期待してしまう。

術後はオリモノもなく、パンティライナーすら必要無いぐらいの状態だ。


閉経前に卵巣を取ったので、グワーンと一気に更年期が来る事も覚悟していたが

たまーに気分が落ち込んだり辛いだけで、ホットフラッシュなどはまだなかった。


またしても退院した私は、本当にガン?と思うほど元気なのだった。