入院しました。

そして午後から20分ぐらいかけてCVポートを埋めこむ手術をしました。


そう、私はこの手術というか処置があるから初日は抗がん剤を入れない。


この後、少し詳しく書くから痛い表現が苦手な方はスルーしてね。


処置をするベッドに乗って、血圧計などをつけた後

ポートを埋めこむのとは逆の方側を向かされる。


そして消毒をして肩から胸の上辺りに布を被せられた。

どのぐらい痛いんだろう?と緊張していたけれど

一番いたいのは麻酔を入れる時だった。

麻酔もね、チクっと刺す一瞬じゃなくて流し込んでるのか押し込んでるのかな?

針を刺して何秒間かは痛みが増す瞬間がある。


痛いには痛いんだけど声を上げるほどではない感じ。


そのあとは、麻酔が効いてきてるのか分からないうちに何やらグイグイとやたらと押されるの。


この時に、血管と装置を装着する作業をしていたみたい。

だから押されはするんだけど、まだポート本体は入っていない。


装着できたら、やっと本番みたいでまた範囲を広げて麻酔を追加するという。

この時、前の麻酔が入っているんだけど痛い。

やっぱり一番痛いのは麻酔が打たれている時だ。

(もちろん麻酔されてるおかげで、その後の痛みは感じなくて済むんだけどね)


本番ではポートを埋めこむためか、今度は何度も引っ張られる感覚がある。

引っ張れる方についていっちゃいそうになるぐらいに。

痛くはないんだけど、変な感じ。


そして入れ終わると最後は傷口を縫ってもらう。

これも変な感じなんだ。

麻酔が効いてるから痛くはないんだよ。

けれど、あ、縫ってる?と何となく分かるから痛覚くる?と

頭では思うんだけど、もちろん麻酔が効いてるからこない。


引っ張られたり、ひきつれたりするような感覚だけあって

処置は終わった。


麻酔が効いてるからね、特に右側の腕の感覚が少しまだおかしい。

そういったことがあるからか、行きは歩いて処置室に行ったのを

帰りは病棟の看護助手さんに車椅子で連れて帰ってもらった。

初回の癌告知、次の具体的な病状説明と手術、そして今度の抗がん剤治療。

今回ばかりは私もかなり不安がある。


抗がん剤の副作用が怖いというよりは

抗がん剤を受ける病状なことを改めて実感して怖いのだ。


そんなんじゃダメだって思うから、少しでも安心しようと

色々な情報を集めるんだけど、そんな時に先日書いたガンカンジャのような

(ようななんて言ってごめんなさい)

作品を読んでしまうとボディブローが効き過ぎてヤバイのだ。


今までだって癌を侮っていたわけじゃない。

出来るだけ前向きに、悪い方に考えないようにしてきたことで

不安で押しつぶされることなくこれたんだと思う。


ガンカンジャを読んで、癌ってああいう苦しい病気なんだよ。

あんたは甘いんだよ、ともう1人の自分が不安を煽る。

「でも」と言っていつも通りの楽天的で前向きな私になろうともがく。


だからこそ逆恨みかもしれないが、私はガンカンジャの感想をボロクソに書いた。

他の人に私みたいに嫌な影響をされてほしくなと思ったしね。



もしかしてガンカンジャは関係なくて、更年期で気分が沈みがちになってるのかな。


さて、明日からいよいよ入院です。

初日はCVポート入れて

次の日から抗ガン剤開始です。

楽天家の私でも
髪が抜けるのやだなぁ、特に抜けかけが一番やだなと思って、ずっとモンモンと考えていた。

それで、ふと思い立って
髪を金髪気味にしてきました。

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もっと白っぽくしたかったけど
一回ではこれが限界。

何故そうしたかというと
所さんとか小堺さん、髪薄めだけど
髪が地肌に近い色だから薄くてもいい感じじゃない?

私も抜けかけになったら、そういう感じから
始まった方が精神的ダメージ少ないと思ってね。

黒髪で、どんどんツルツルになっていったら
自分で鏡見た時、ショックな気がしたんだ。

それと、どうせ抜けちゃうなら
今のうちに普段出来ない色で遊んじゃおと思ってね。

抜け出すのはまだ2週〜3週弱先だと思うけど
だからこそ少し楽しめるじゃない(^-^)

私が癌になっても夫の態度は前とあまり変わらない。

ストレスを与えちゃダメだと思ってくれているので、夫なりに前よりは怒らないようにしてくれているみたいだけど


それは“夫なり”なのでまだ怒りんぼさんの域は脱していない。


私が癌だからといってオロオロしたり悲観的になったりすることもない。

このことに関しては私以上にあっけらかんとしている。


夫は数年前にお父さんを癌で亡くしている。

にも関わらず平然といられるのは


私が沈んでしまわないように気を使ってくれているか

余程の楽天家か、だろう。


もっと心配してよと思うものの、普通にしててくれるのは私も気持ち的に楽だ。


普段は私が癌だなんて忘れてしまってるんじゃないだろうか思える夫だが

ダイエットに関する事だけは病気になる前よりもうるさい。


前回の手術後に主治医の先生から説明があった時に先生が

私が太り過ぎだった為に、手術が大変だったとプリプリしていたようで


先生のことをあまり知らない夫は先生から私の太り過ぎについて

大説教を受けたように、受け止めたようなのだ。


確かにもっと痩せた方がいいと私も後から先生に言われた。

けれどすっごくアッサリだったし、ましてや怒ってなかった。


先生は、何か少し煩わしい事があった直後はプリプリする方だと私は少し前から感じていた。だから、手術直後もそういう感じだったのだろうと私は推測できたのだけど


夫はすっごく深刻に受け取って

私が太り過ぎていたために手術が大幅に遅れて次の手術の人がいたら

出来なかったかもしれないんだぞ、と


実際のところ、私の手術の後は無いし

確かに手術は予定よりもかかったけれど、そんなには問題無かったのでは?と

私は思っているのだ。


というのも先生は私には怒ってないし、手術時間のことも特に言わなかった。

私には、にこやかに優しく説明してくれたのだ。

(多分、煩わしい事をしてから時間が経ってるからプリプリが治まっていたのでは?と思う。)


でもまぁ痩せなきゃとはもちろん思っているよ。

これから抗がん剤やるし、嫌でも痩せるのでは?とも思ってる。


そしてこの一年ぐらいの間でも十キロは痩せてるんだよね。


そんな夫の最近の口癖は

「そんなに死にたいのか」

だ。癌を患ってる人間に言うセリフにしては、あまりに酷くデリカシーが無いが


言いたい意味合いとしては

「そんなにも痩せない、ダイエットにストイックじゃないのは

自分の体を大事にしていないということ。そんなことでは早死にしちゃうぞ」


という事が言いたいのだ。


夫の楽天家過ぎる態度は

「癌を甘く見過ぎだ」

と思えるけど、痩せろに関しては厳しくて辛くなってしまうのだった。

自分が癌になってみると、情報がほしいということと

この先の治療の時の心情など、先輩の体験を読んで参考にしたいと思うようになる。


それでこういったところのブログはもちろん読みまくっているんだけど

それだけじゃなくて、市販の本も色々読みたくなる。


その中でも特にマンガは読みやすいので

私は何冊か読んでみた。


先日、そういったガンの闘病マンガで

『ガンカンジャ』という作品を読んだ。


この本ね、「真に迫る」とか「ぐっとくる」

なんてフレーズの紹介を見かけるし、話題になっているのか

いかにも良さげな本に思えるの。


けれどね、この本


ガンになって日の浅い人や

メンタルが鋼のガン経験者でないなら

読まない方がいい。


あっけらかん人間の私ですら、嫌なダメージをくらった。

将来の自分の病状に悲観的になりそうになる。

だからガンを患ってる人ほど悪い意味で読まない方がいい本だと感じた。


この本は、作者の体験記ではない。

お父さんがガン患者だったらしい。

だからちょっと大袈裟というか嘘っぽく感じてしまうところもあるのかもしれない。


闘病マンガやエッセイなら他にもっといい作品がいくつかある。

読んで前向きになったり参考になるものある。


けれどこの作品は感動ポルノ好きな人向けで

ガン患者向けじゃ無いというのを他の人がダメージ受ける前に書いておこうと思ったのだ。