8回目の月命日と写経 | あいたい

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自死遺族(息子が自死で逝ってしまいました)として残された母のひとりごと。
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今日は息子の8回目の月命日。

 

記念日反応というのがあるらしい。

 

だんだん息子が逝ってしまった時が近づいている。

 

ここ数日とても気温が上がり夏へとその速度を上げているみたい。

 

怖い

苦しい

切ない

 

その時がきたらどうなってしまうのだろう。

 

じりじりと焼けつくような太陽が暴力的な夏の一日。

あの日がまた来ると思うと心がしんどい。

 

 

事後すぐより

どんどん寂しさが募る。

 

はぁ、

こんなことではいけないと…

以前から行きたかった写経に挑戦。

 

 

今日は息子のことだけを想う日。

 

まずはお寺へ行き駐車場に車を止める。

すでに車の中でひと泣き。

受付のおばちゃんにどうした?という顔をされる。

(いかん、いかん)

結構な距離を駐車場から歩いていたらお財布がないことに気付く。

あっ

駐車場でお金払ったんだった…(涙)

 

時間がないので走ってとりに行く。

すでに

本日分の体力を使い果たす。(体力ないんです)

 

写経場所の大塔が遠い(泣)

 

ここなんです↑

 

ヨロヨロしながらも撮る桜

 

しだれ桜がまだ残っていました(きれい)

 

 

やっと大塔に到着し、受付をする。

(今日は1人だと言われる)

 

写経の説明を受け

早速始めていると

しばらくして女性がお一人入ってきて私と同じ初めての方だったみたい。

 

年齢が近そうだったので

勝手に同じ境遇かな?と思い込む。

 

思い込みって恐ろしい…

勝手に自分と重ねて涙がでる。

 

静かな空間に私の鼻水のすする音だけが響く(ごめんなさい)

 

そして一字一字書いていると息子のことが浮かぶ。

 

そしてまた涙…と鼻水(本当にごめんなさい)

 

でもその方は黙々と写経している。

 

うるさい女でごめんなさい。

 

私は無宗教。

では

何のための写経かといったら

自己満足のためなのかな…

 

とにかく息子に何かをしたくてしょうがない。

 

 

亡くなられた大切な方のための写経・・・・

なんて書かれていたら

もう行くしかないって

 

これも勝手な思い込み。

 

 

思い込みの激しい母をもって

息子は苦労しただろうな…

と改めて思う。

 

ごめん、拓。

 

でも

写経のおかげで

外にでたよ。

太陽を浴びたよ。

体力ないけど歩いたよ。

今日という日を越えられそうだよ。

 

ありがとう

ありがとう

ありがとう

 

 

大事なことなので3回書きました。

 

 

明日からも

生きていかなきゃね