去年のゴールデンウイーク | あいたい

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自死遺族(息子が自死で逝ってしまいました)として残された母のひとりごと。
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去年の今頃

きみは宮古島へ行っていたね

 

きみからlineでたくさん送られてきた景色の写真

 

 

 

すごいね~

きれいだね~

 

ありふれた返信しかできなかった

 

ふざけたビーチでのきみの写真には笑ってしまった

(載せられないほどのアホ顔)

 

ソフトクリーム美味しいよ

夕日どう?

 

うまく伝わってるかな?

 

落ち着くよ

 

 

星空綺麗だよ

 

すごく癒される

 

 

 

たくさんたくさん

送ってくれて嬉しかったよ

 

 

 

それから3か月後には

逝ってしまったきみ

 

そのころから

苦しんでいたのかな…

 

何があったんだろう…

こんな結末しか選べなかったのかな…

 

 

拓、

ママは6月にきみの最後の旅行先であった宮古島への予約をしたよ

 

思いつきなんだけどね

 

きみが泊まったホテルに泊まり

きみが見た景色や星空をみてくるよ

 

 

去年の8月から

ひきこもり生活のせいか

写経に行くにも

ふーふー言いながらの体力のないママだから

自分でも不安だけど…

 

なんか

たっくんに呼ばれている気がして…

 

 

後追いなんかするつもりは微塵もないけど(でもしそうとか思われてるのかな…)

心配してくれる○○○(妹)と○○ちゃん(私の姉)も一緒だよ

 

願わくは晴れて同じ景色をこの目で見たい

 

 

それまでには

体力をつけて…迷惑をかけないようにしなくちゃと

思いながら

相変わらず

元気も気力もなにも出ないママ

 

 

拓、

少し力をちょうだい

 

 

(これもその時に送られてきた画像↑)

 

おれ?

おれに言ってるの?

ムリ、ムリ

 

 

と笑っている顔が想像できるよ(笑)

 

 

あいたいな~

 

すごく

あいたい…