以前別車両でトラブったプーリーボス固着。
錆びていて外れない
結構苦労しました。
自分もくっつきました
カバー側との隙間にドライバーとフラットバー何本も叩き込んで3-4時間格闘
何とか外れましたが…。
ボス破損
クランクシャフト傷つき
カバー破損
オイルシール破損はその後に内圧上昇でケース内にオイルだらけ
自分の理由としては
勘違いでのミスでした。
シャフトとボスの内側にグリスを塗っていました
内側は回転しないので塗ってはいけません。
チャンチャン。
粘度の高いプーリーグリスを塗り、高精度のクリアランス内を回転せに、ずーとグリスが存在して熱膨張で固着!
と予測します。
別車両の錆固着は不明です。
ネットでも固着トラブルは事例が沢山あるようです。
駆動メンテなんて簡単!
いいよーいいよーなんて簡単に請け負うとギョギョギョ
外しやすい工具を予め用意しておくと良いかも知れません。
ではボス外側、プーリー内側にグリス塗布をするのでしょうか?
サービスマニュアル的には塗布記載は無いようです。
もし塗るとしたら…
ここで悩みます。
回転物に塗布するグリスは通常リチウムグリス。
けどリチウムグリスは飛び散りやすいです。
飛び散るとベルト付着。
エンジン回転不良に成り兼ねません。
…
…
…
ちーん
ヤマハグリースJ
軟かく、粘りがあるという絶妙なグリスです!
粘度的にはオイルとグリスの中間という感じです。
ボスに塗るにはいい感じですよ
あまり流通をしていないようです。
近所のYSPで所持していたのを偶々発見しました!
薄くチロチロ塗っています。
スターター内
カバーを開けるとスターターギア
カムチェーンギアがあります。
ここは油内圧関係です。
オイル抜きをしなくても開け閉めを出来ます。
オイル保護をされているのでマジェSのスターターギアは痛みにくいようです。
手締め、感覚でネジ締めをしたら漏れました
後日にトルクレンチで1kgで締めても微漏れでした。
1.05kgで締め直ししたらオイル漏れは止まりました。
M5なので、これ以上締めるとネジ切れしてしまいます。
■プリーボス固着損害費用■
スターターカバー3488円
オイルシール659円
Oリング464円
プーリーボス2290円
ランププレート1048円
部品代だけでも合計7949円
他にクランクシャフトのペーパー削り、コンパウンド仕上げ。
シャフトの損害が激しいとクランク交換
大被害に成り兼ねません。
ご注意願います。
チャンチャン
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この状態以降にギアプーラーという工具を購入しました。
この工具を所持で、もしもの際も対応できるかと思いましたが。
これでも外れない。ボス壊しで外したという事例もあるようです。
原因は自分の場合、クランクシャフトとの間の錆でした。
前回に駆動メンテをしたのは1か月前程しか経過していません。
雨天走行も恐らくしていません。
とりあえず自分の場合は内側にグリスを塗らなくしたら固着しなくなりました。
参考までに