福岡市新年度予算案、過去最大の7820億円 | 国際そのほか速

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 福岡市は13日、2015年度一般会計当初予算案を発表した。総額は7820億円で、これまで最大だった14年度当初予算を56億円(0・7%)上回った。

  歳入では、市税収入が前年度当初比で0・5%減の2744億円。人口増などに伴い個人市民税は855億円(前年度当初比0・5%増)、固定資産税は1087億円(同0・4%増)とそれぞれ増加。一方、法人市民税は一部国税化されたため6%減の364億円となった。借金にあたる市債は749億円(同5・7%増)発行する。

  歳出では、保育所運営や障害者の施設給付費などの経費増に伴い、扶助費が3・9%増の1999億円となった。その結果、扶助費や人件費などの義務的経費は、これまでで最大の3747億円(同2・3%増)に膨らんだ。