市民らひな人形作り | 国際そのほか速

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市民らひな人形作り ◇新見美術館 繊細作業3時間

  本物と同じ素材などでひな人形を作る体験会が7日、新見市西方の新見美術館で開かれ、市民ら12人が高さ約8センチの男びなと女びなを仕上げた。

  高梁市の人形製造販売会社が専用キットを用意。参加者は社員の指導で、厚紙の胴体に襟やはかまの布をのり付けした後、金襴(きんらん)を着付けたり、えぼしをかぶせたりした。

  布を1ミリずつずらして貼り合わせる作業もあり、約3時間かけて完成。高梁市川面町、主婦松本寿摩子さん(61)は「細かい作業もあったけれど、徐々に出来上がってくるのが楽しかった。帰ったら玄関に飾ります」と話していた。