保育所での死亡事故、2014年に17件 | 国際そのほか速

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 厚生労働省は3日、全国の認可保育所と認可外保育所で、2014年の1年間に計17件の死亡事故があったと発表した。

  同省は再発防止に役立てるため、4月から事故情報をデータベース化し、ホームページで公表する。

  死亡事故の内訳は、認可保育所で5件、認可外保育所で12件で、過去最高だった13年より2件少なかった。年齢別では、0歳が最も多く8件、次いで1歳が5件、4歳が3件、5歳が1件だった。

  事故発生時の状況では、11件が睡眠中で、うち4件は、うつぶせの状態で発見された。残る6件は、食事やプール遊びなどの際に起きていた。死因は、乳幼児突然死症候群(SIDS)が1件、窒息が2件などで、原因不明・調査中は12件。