LNG使用の火力発電所、東燃ゼネラルが静岡に 石油元売り大手の東燃ゼネラル石油は、液化天然ガス(LNG)を燃料に使う大型の火力発電所を静岡市に建設すると発表した。 出力は最大200万キロ・ワットで2021年4月の運転開始を目指す。他社と共同で建設・運営することも検討している。 東燃が保有する土地に50万~60万キロ・ワット級の発電所を最大で3基建設し、発電した電気を首都圏や関西圏向けなどに販売する。 すでに東燃は企業向けに電力を販売しているが、国内の電力市場は16年4月に小売りの全面自由化が予定されており、家庭向けの販売も検討する。