福建省当局、赤サンゴ密漁船を集中取り締まり | 国際そのほか速

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 【上海=鈴木隆弘】中国紙・中国海洋報は30日、福建省の漁業管理当局が28日から、希少な「赤サンゴ」の密漁船の集中取り締まりを始めたと報じた。

  30日間にわたり、港での検査を強化し、多数の漁業監視船などを動員して海上でも巡回を徹底するとしている。

  赤サンゴなどの宝石サンゴを巡っては、中国漁船が小笠原諸島(東京都)の周辺海域などで密漁することが問題になっている。福建省は密漁に出る漁船が多く、日本側は中国側に取り締まりの強化を求めていた。