大分・同僚女性殺害 被告に懲役20年判決 大分県別府市で昨年7月、同僚女性(当時46歳)を殺害するなどしたとして、殺人と死体損壊・遺棄罪に問われた同市上人仲町、調理師松島裕被告(32)の裁判員裁判で、大分地裁は6日、求刑通り懲役20年の判決を言い渡した。 真鍋秀永裁判長は「執拗(しつよう)かつ非情な犯行。遺体を切断するなど死者の尊厳を踏みにじった」と述べた。 判決によると、松島被告は同月7日朝、勤務先の駐車場で女性の頭部をハンマーで殴り、ぐったりした女性を車に乗せ、包丁で殺害。遺体を切断し、同県由布市の由布川峡谷に遺棄した。