先日の夢飯の記事 は読んでくれましたか?

専門店の海南チキンライスとはどんなものなのか、その実力を探りに出掛けたのでしたが……。


私個人の感想としては、鶏肉、ライス共に薄味で、タレのうまさに依存してしまっている、という残念と言えば残念な結論に達してしまった訳です。

まあ、シンガポールのその料理自体がそういうものだということであれば、郷土料理としては正解な訳で、日本人の私がとやかく言う筋ではありません。


そんな中、最近の大ヒットで、頻繁に通っているタイカレー店メーヤウ に海南チキンライスそのもののメニューがあったことを思い出し、夢飯の味を忘れない内にそれを食べに行ってきました!


その名は、カオマンガイ。

Wikiなどで調べてみますと、東南アジアで広く食されている大衆料理だそうで、アジア各国で食べられるようですね。

つまり、アレンジはあるかもしれませんが、海南チキンライスもカオマンガイも同じもの。


まずは、写真で比較してみましょう。

極めろ、B級グルメ道!-夢飯の海南チキンライス
夢飯 の海南チキンライス
極めろ、B級グルメ道!-メーヤウのカオマンガイ
メーヤウのカオマンガイ

タレの数こそ違えど、きゅうりの添え物まで同じですね。メーヤウのものにはパクチーが乗っていませんが、メニューには「パクチーサービスします」と但し書きが書いてありました。

★チキン対決!★

見るからに夢飯 のチキンが柔らかくて美味しそうですが……


これは夢飯 の勝ち。

やはり専門店らしく、蒸し過ぎていない絶妙な火の通し具合で柔らか。

メーヤウのものは蒸し過ぎの固さが出てしまっていました。

味付けはほんのり塩味のきいたメーヤウの方がいい。夢飯は無味に近いので。


★ライス対決!★

これはメーヤウか。

微妙ですが、メーヤウの方が味わいがある。

ただし、夢飯 だと5、0の付く日はジャスミンライスで提供されるので、その場合は逆転しそうです。


★タレ対決!★

3対1では勝負にならないかもしれませんが……


夢飯 の勝ち。

中華醤油・チリソース・レモンしょうがでできるアレンジは万能に強い!

しょうが風味のタレ一本勝負のメーヤウは味にパンチがなく、さっぱり食べたい向きには良くても、濃い味付けを期待していた方には全く物足りない。

ただし、ここで忘れてはならないのがメーヤウのチリ漬けナンプラーの存在!この劇薬は何物をも美味く仕上げてしまうのです!


極めろ、B級グルメ道!-メーヤウのナンプラー
テイクアウトしてきたチリ漬けナンプラー2種。共に100円


これを一かけすれば、「うまーい!」 ※要注意!激辛です。

結局、舌をピリピリ、唇をピリピリさせながらも、うまうま言いながらあっという間に完食してしまいました。

美味しさ対決のためには、やってはならないファウル行為だったかもしれません。


とは言え、やはり今回は夢飯 の勝ちと断言しましょう!

鶏の柔らかさ、タレのバリエーション、盛り付けなど秀でていますね。


さて、今回の食べ比べに影響されて、自分で蒸し鶏を作ってみました。

気にした点は鶏肉に味を付けること。

蒸気で味付けするのは至難の業ですからね。

沸かした湯には岩塩を溶かし、シナモンスティックを泳がせました。

鶏肉は軽くナンプラー漬けし、パクチーを乗せて蒸し上げました。

固くならないタイミングを見計らいながら火の通り具合を確認していくと、5分では短く、10分では微妙で、15分強くらいでようやく安心できるレベルにまで蒸し上がりました。

極めろ、B級グルメ道!-マイ、蒸し鶏


柔らかさは抜群!風味もいいですよ。ただ、塩味はほとんど乗りませんでした。

結局、ナンプラーで食べ、チリ漬けナンプラーで食べ、うまうま言いながら完食。

オリジナルアレンジするにはもってこいの料理ですね。


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