みなさん、こんばんは!


● 前回の記事で……


 前回の記事で『ゆかし』についてお尋ねしてみたのですが、ほぼ反応ありませんでした。

 私の聴き方が悪かったのか、守秘義務があるのか、お金持ちであることは内緒にしておきたいからなのか……


 でもこれにめげずに、また記事にしたいと思ってます。だって、夢のある会員制度じゃないですか?純資産1億円以上の方しか入会できないのですから。

 アホなことを次から次に考えてしまうのです。昨年秋の大暴落で資産1億円を欠いてしまった方々は退会させられたのかな……とか。得意げ


 実はシグマでも広告を貼ることを検討してるのです。十分にその資格はあると思いますから。

 でも、実際のサイトにログインできないので、勢いに乗って決断!とまでは至らないんです。しょぼん



 さて、本題です。


● 掃除で人を観る とは?


 世の賢人たちの多くが「掃除で心まで清めよ」と唱えていますよね。鍵山秀三郎さんとか、斎藤ひとりさんとか……

 不勉強なことに私はどの著書も読んだことがないので、間違いがあるようならご指摘頂きたいのですが、風水でも整理整頓が福をもたらすと言うように、身辺の整理ができている者は心も潔く澄むことができる⇒良縁に恵まれるというような内容ですよね。


 ですが正直、私は掃除好きではありません。また、地域奉仕のような形での経験もまだありません。


 そんなお前が何をほざくか?というご意見はごもっともなことですが、私の掃除への捉え方は先の方々とは視点が違っているのです。


 掃除を厭わない人は信頼に足る というのが私の実体験なんです。


 率先して掃除してる人ってほとんど見かけないですよね、特に社内では。


 業務の一環だからやる、上司に言われたからやる、やることがないからやる、では何ら向上心を含んではいません。


 たぶん、掃除をしなくて済むならしたくない、と思うのが人だと思います。だから、必然的に手を抜き、見なかったことにして、先延ばしにするのです。あわよくば、誰かがやってくれるだろうと期待までして。


 ビジネスでも、掃除の仕事ってホントに虐げられています。『安月給』、『重労働』、『雑務扱い』……


 そんな掃除だからこそ、自主的に進んでやっている人は信頼に足る人物である可能性が高いのです


 私は社会に出て間もなく、『人がやりたがらないことを率先してやる人かどうか』がその人となりを判断するのに適していることを経験しました。


 (今ではなかなか目にすることもないのであえて社名を使わせて下さい!)『青山商品研究所』時代に、若くして出世頭であり、全ての人から信頼され、また愛されていた久郷さんという男前がいらっしゃいました。


 この久郷さん、現場のトップにも拘らず、雑務を率先してこなしていました。部下の誰かがしなければならない仕事であっても、必ず「一緒にやろうか!」と声をかけ、誰に対しても礼儀正しく、常に笑顔で、しかし叱咤するときは真剣に言い聞かせていました。


 久郷さん、この記事を見かけたらぜひコメント下さい!ぜひ、今一度ご指導ご鞭撻を賜りたいと心から願っております!


 「一緒にやろうか!」この何気ない一言。みなさんも誰かに使ってみてください。なかなか口から出てこないことを知って、ガックリくると思いますよ。


 とにかく、「これ、やりたくない仕事だな……」って思った仕事を率先してやる癖を身にましょう。


 健康な人、電車で「席を譲りたくない」って思ったら、誰よりも先にお年寄りに席を譲りましょうよ!


 「この人無愛想、そっけない」と感じたら、こっちから笑いかけてやりましょう!


 そうやって、嫌なことは自主的にガンガンやってしまいませんか?


 絶対誰かが見てくれていると思います。いずれ素晴らしい出来事となって戻ってきます。私はそう思っています。



 今回の記事は、当スポーツクラブでテニススクールを開設して下さっている、本村プロ の心意気に感激したことがきっかけで書かせて頂きました。


 先日、夜遅くに吉田コーチ とお二人でテニスコートを隅々まで掃除して下さったというのです。もちろん、自主的にですよ!


 コートの清掃は社員の仕事ですから、コーチ陣には微塵の義務もないにも拘わらず、「みんなで気持ちよく使いたい」、感謝の念などから行って下さったのです。


 真に尊敬に足る好人物である本村プロ の崇高さを再確認したエピソードでした。

 掃除は、それをしたがらない人に差をつけられるチャンスです。