昨年の鳥取湖山池参戦記録の別稿になります。
本編は明日投稿します(順番逆ですが)。
鳥取市内に宿が取れなかったので、昨年は倉吉市内泊(因みに今年の全国高校生手話パフォーマンス甲子園は倉吉で開催されます)。鳥取からそれほど遠くはない。

ホテル近くのスーパーで夕ご飯を調達する。

このスーパー、恐らく階段だったところをスロープにしているため、結構勾配が急である。ただ無いよりマシというもので。

目指すホテルは、このスーパーの隣だったことに後で気付く。
で、似たようなホテルの名前で訳が分からなかったが、手続きを済ませると向かいの建物に行くように指示される。

あ、やはり安いホテル(失礼、リーズナブル)っぽいのが見える。

で、いきなり階段。そばの看板には「客室にはエレベーターで」とあるが、そのエレベーターホールまでは階段しか行く方法がないようで。
フロントではそんなこと、一言も言われんかったことに多少ムッとするが、どうしようもなく往生していると、同じビルに入っている美容室の方が、ホテルに連絡をとってくださり、かつ、スタッフの方数名で車いすをエレベーターホールまで担いでくださる。

本当に頭が下がった。すみません。
ホテルのスタッフの方が到着するも「予約時に(車いすであることを)連絡されましたか」と。
スマホでその旨連絡してある文面をスタッフの方に見せる。意外な顔をされる。

で、何とか、部屋に入る。食料も調達済みだし、明日は、フロントの方が指定時刻に来てくれるらしいし、明日朝まで我慢すれば何とか、か。部屋の中は、それほど使いにくくはない。段差もないし移動できる幅もある。

トイレも段差はないので優秀である。入り口の階段がなあ・・・。
が、車の中に忘れ物をしたことに気付く。
また、スタッフの方に担がれて下まで行くことにかなりのストレスを感じながらも、フロントに電話をする。
難聴なので電話自体も嫌なんだが、そうなると、本当にどこにも行けないなあと感じつつ、頑張ってする。
すると、フロントの一言。
「私がとってきましょうか」と。
いやいやそれは違うでしょと、そこははっきり言う。
自分が立ち会ってもいないのに、いわば赤の他人に車のカギを渡して、車を開けて、中にあるものをとってもらうというのは、いささか気味が悪い。嫌ですとそこははっきり言った。
健常者に対しては絶対しない対応ではないか。
で、フロントの方が、今は手がふさがっているので20分ぐらい後で、というので、しばらく部屋で待つことに。
で、その後、3名ほど来られて、じゃ移動、となったときに。
「隣接の(ちょっといい)ホテルの中にあるバリアフリールームへ」という話になる。さっき聞いた話では、1万円以上差額が必要だったので、改めてお断りする。すると。
結局、差額は要りませんということになる。


結局、今回のごたごたは、ホテル側が「車いす」であることをしっかり確認していないことがはっきりしていたし、チェックイン時にフロントで声掛けもなかった。まあ、そこで声掛けがあれば、交渉するとかそれを理由にキャンセルして別のところをさがすということもできたわけだし。因みに、数日後にこのホテルのホームページを見たら、「車いすの方は、ご相談ください」との文言が。今回の件があった後かその前からかは分からないが。まあいずれにしても伝えていたのは確かなので良かったが。
車いすであることを伝えるのは、なかなか面倒だったりする。フェリーの予約も、車いすに限ってはネットではなく電話のみでの対応になっている某社のようなところもある。
儂みたいな肢体不自由と難聴の「重複障がい者」は、なかなかハードルが高い。
今度は、荷物を出していたりしていてこちらの方がすぐに移動できる感じではなかったので、また20分後に来てもらうことにする。

とりあえず、バリアフリールームに移って落ち着いたのは、チェックインして1時間半後。
結果オーライと云えば確かにそうだが、この1時間半は障がい者であるが故の1時間半を費やしたというか、そういうのが結構引っかかった。
鳥取って手話関係は全国で一番先端を走っているという認識でいたが、他の部分どうんだろうと。
それはこの年の全国高校生手話パフォーマンス甲子園の会場でも、段差があったり行くことができないところが普通にあったりしていろいろ面倒くさいことがあったこともあり、正直そういうことを思った。

とはいえ。
美容室のスタッフの方、本当にありがとうございました。
後日電話をしたが、当日の対応をしてくださった方ではなかったようで今回の騒動の内容が今一つ分からないようで(当然か)、十分気持ちを伝えることができなかったのが残念。