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子宮頸がん1b2期から
再発転移を繰り返し
余命3ヶ月生存率0%から
生還した月日を
書き綴っています。
12年前の今頃
私は手術を控えて
悶々と1人病室で天井を見上げていました。
そう、2011年10月7日
子宮頸がんの手術
子宮と卵巣、付属リンパ節を
取り除くために
生きる為の選択
12年前の今頃は
最後の生理が来ていました。
私の体の一部
女性しかない臓器である
子宮
私はここにいるよ！
と教えてくれたかのように
突然きた生理
いつもは
疎ましく思う生理が
この時ばかりは
愛おしくてたまりませんでした。
今、お腹に手を当てて
もうない子宮に感謝をしています
母の子宮で育ち
娘を子宮で育て
自分の命を救うために
「さよなら」
した私の子宮
あなたから繋がった私の命を
私は生きています
何度思い出しても泣けてしまいます。
あの時の私に言いたい。
良く生き抜いたね！
偉いぞ！私！！
そして、10月7日は
父と母の結婚記念日
2人が結ばれて産まれた私
2人の記念日に
私は子宮を失った
がんとの闘いのゴングを鳴らしてしまった。
何とも親不孝な娘。
あの夜もそんな事を思いながら
自分の人生と
自分の今を悔やみました。
あれから12年
父も母も健在
娘は12歳から24歳へと成長しました。
あの時と同じなのは
「今を生きる」
今夜は色々な事を思いながら
お腹に手を当てて
自分の身体にいつもより
感謝します。
今を生きる。
もし、今不安で押し潰されそうな人がいたら
言いたい。
苦しくても、辛くても、泣いてても
時は流れ
太陽が昇り沈んでいく。
どんな感情も我慢しなくていいよ！
だって、生きてるって
不安や辛さ
幸せや喜び
全て隣り合わせだから。
病になって、生きるって辛いことって気づく
知らなかったことを知ることになったあなたは
人を大切に時間を大切に
辛い想いをした以上に全てに感謝できる人！
また朝がくる。今を生きてるから、、、
ちなみに、私は病室の天井の穴を数えながら
涙を流してましたとさw
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