日暮の鳴く頃に… | ポジティブな生活2
セミの鳴き声好き?うるさい? ブログネタ:セミの鳴き声好き?うるさい? 参加中
本文はここから

またブログネタに参加してみました。

なんかブログネタって手抜き感があってちょっと敬遠してたんだけど(^^;
(自分のブログなんだからテーマぐらい自分で決めろよ!ってね)



ネタが尽きた!?


いやいや違いますよー、たぶん…


毎日毎日、自分の事や主張ばかり書いてても読んでる人は飽きるかなーと。

まあ、ブログネタだって結局言いたい事になっちゃうんですがね(笑)


前置きはこれくらいにして、



セミ


小さい頃、おばあちゃんの育った場所が島根県隠岐の島という所だったので、

夏休みはよく家族でそこに遊びに行ってました。

本当に何もないところです。

周り見ると山と海だけの島。

都会で育った俺はそれが逆に新鮮で、連れて行ってもらった時はそこに居た友達共と遊びまくってました。


あるセミの鳴く真夏の夜、その日は近所の幼馴染のあっこちゃん家族と島に遊びにきてたんですが、そのあっこちゃんがすごく積極的で変わった子で、


あっこちゃん「ねぇねぇ、みんなでゆーきだめししようよ!」

俺や友達「ゆーきだめしって?」

あっこちゃん「じゃあさ、ここのぼったところにへんなじんじゃあるじゃん」

あっこちゃん「そこのうらであたしまってるから、かえるをいっぱいつかまえてきてあそこにあったおさいせんにいれてね」

あっこちゃん「ちゃんと、おいなりさーんっていわなきゃだめだよ」

友達共「いいよーやろうぜ!」



(なんで蛙?しかも「おいなりさーん」って何??お賽銭に蛙???確かに島には蛙がいっぱい生息していたのでいくらでも捕まえられるけど…)

(しかし周りが納得してるという事は、あっこちゃんが島の友達から何かそういう風習を聞いたのかな???)


気の弱い俺は何も質問も出来ず、???な気持ちながらも、あっこちゃんが神社の方に走って行ったので、周りの友達と同じようにそこらに居た蛙を集め始めた。

何匹か集めてコップに捕獲していると、もう既に何人かは上の神社のお賽銭に入れて帰って来たようだ。


「あっここえー!」

「なんだよあのこえ…」


皆口々に感想を言い合ってる。


「まだいってないのしゅんちゃんだけじゃん、はやくいってこいよ!」

俺「いくよー」


あっこちゃんとは昔からよく一緒に遊んでいて、変わった子だったけど、だいたいの行動パターンは理解しているつもりだ。

どうせまた驚かすんだろ、と思いながら歩いて行き神社に着いた。

そして、


お賽銭に数匹の蛙を投げ入れた。



俺「おいなりさーん」



すると





「ありがとぉ~」

神社の後ろから聞こえた声は、ちょっと変わって聞こえたが、まぎれもなくあっこちゃんの声だった。


(なんだよ、それだけかよ、蛙が欲しかっただけ?)

(でもお賽銭箱からどうやって取り出すんだよ…)


そんな事を考えながら、一人でさっきの場所まで走って降りて行き、

そこで楽しそうに友達と話しているあっこちゃんと一緒に帰りました。


すいません、セミの事を真面目に書くつもりが、色々とセミ関連で思い出してたら昔の体験談になっちまいました(^^;


でも、これ未だに謎なんですよ!


もちろんその後、あっこちゃんに「ありがとう」って何が?って聞いてもそんな事言ってないよって言うし、

「おれが蛙入れたの見てたよね?」って聞いても、

「しゅんちゃんは来なかったじゃん」って言うし(TT)



集団ドッキリ?