前後編の予定だったはずなのに予定回が増えている・・・(困惑) お疲れ様です。今日はフィラデルフィアとピッツバーグのペンペンコンビをカバーします。まあほとんどパイレーツなんですが。
ーPhiladelphia Philliesー
ST 故ボブ・スィーブラ [4期目]
3STARTS 11.1INN 7.94ERA 1W-2L 7SO
REL スコット D. サーヴィス [新人(当時)/ 元中日]
5G 5.1INN 1.69ERA [W-L-SV獲得なし] 6SO
REL ウォーリー・リッチー [2期目]
19G 26INN 3.12ERA [W-L-SV獲得なし] 8SO
C ジョン・ラッソォ [5期目]
22G 49AB .245AVG 2HR 4RBI
パイレーツ監督を務めたこともあるラッセル。当時の大物ランス・パリッシュと怪我に苦しむ故ダレン・ドールトンの影に隠れ第3捕手として我慢の日々が続きます。2023年マリナーズ傘下IIIAタコマで監督として現場復帰だそうですから指導者として今でも好評価なようですね。80年代ファンとしては嬉しい限りです。
3B マイク・シュミット [17期目]
108G 390AB .249AVG 12HR 62RBI 3SB
NLの名物三塁手も寄る年波か失速。ストライキの年を除くとレギュラー定着後初の長期離脱で、彼の不出来がそのままチームの不振に繋がる厳しいシーズンでした。
ーPittsburgh Piratesー
UTP ランディ・クレイマー [新人]
5G(1ST) 10INN 5.40ERA 1W-2L 7SO
C マイク・ラ・ヴァリェア [5期目]
120G 352AB .261AVG 2HR 47RBI 3/5SB
C ジュニア・オルティーズ [7期目]
49G 118AB .280AVG 2HR 18RBI 1/5SB
1B ランディ・ミリガン [2期目]
40G 82AB .220AVG 3HR 8RBI 1/3SB
3B ボビー・ボニーヤ [3期目]
159G 584AB .274AVG 24HR 100RBI 3/8SB
SS ラファエル・ベリアード [7期目]
122G 286AB .213AVG 0HR 11RBI 7/8SB
LF バリー・ボンズ [3期目]
144G 538AB .283AVG 24HR 58RBI 17/28SB
CF アンディ・ヴァン・スライク [6期目]
154G 587AB .288AVG 25HR 100RBI 30/39SB
CF/LF ジョン・カンゲロースィ [4期目]
75G 118AB .254AVG 0HR 8RBI 9/13SB
RF/LF R.J. レイノルズ [6期目/ 元横浜・近鉄]
130G 323AB .248AVG 6HR 51RBI 15/17SB
RF/LF/1B マイク・ディアズ [4期目*/ 元ロッテ]
47G 74AB .230AVG 0HR 5RBI
*84期と85期はメジャー出場無し
今回は各ポジション先発数を割愛したのでそれぞれの88期における詳細な役割がわかりにくいかもしれません。例えばこの年のレイノルズとディアズは先発数が限られ代打出場が多いです。特にレイノルズは後年中日や阪神に在籍したコールズや彼と入れ替わりで中盤に移籍加入したグレン・ウィルスンとプラトンを組まされています。それを考えると投高打低年に51RBIはなかなか優秀ですね。ボンズ、ボニーヤ、ヴァン・スライク、ブリームらを塁上に置いて還す機会に恵まれたのかも。
一方ディアズはトム・プリンスが守備的(第3)捕手として成長してきたせいでそちらの需要が激減。代打中心でたまに先発というジリジリする様な前半戦を過ごしました。結局移籍後ホワイトソックスでまとまった出場機会を得るのですが期待された火力が湿りがちで期待外れ。前2年の様な活躍を見せられずメジャー歴を終えています。
ーおまけー
1987 New Faces of the Pirates
後列(左から):ボニーヤ、ヴァン・スライク(父)
前列:ボンズ(息子)、ホセ・リンド、ラ・ヴァリエア