1989ドンラス再特集 (88 CA・エンジェルス①) | 助っ人先生のブログ

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ちょっと空きましたが続きまして、今日から4回はカリフォルニア・エンジェルス(現LA・エンジェルス)です。このチームは以前FBでアルバム作りもしましたが、その時は手持ちがとにかく少なくとても特集を組めるような状態にありませんでした。88年プレー総数は何と44名!現在も控えに関しては抜けが多いですが、それらを再認識するためにも今回は敢えてやってみることにしています。

 

*監督・コーチ陣

②「クゥキィ」・ロハス監督 [75W-79L]

③ 故ステュービング三塁コーチ/監督代行 [0W-8L]

 

① 健康を理由に突如退任した故マウク [完全未収集]

 

このシーズンも前年まで指揮を執った故ジーン・マウクが続投するはずで、実際春季キャンプ途中までは指揮を執っていました。しかし突如退任。後任にはマウクの教え子で当時エンジェルスの先乗りスコアラーを務めていたロハスが就任、事態の収拾にあたります。しかし前年期待外れに終わった球団を勝ち越させることができず8試合を残して更迭。チームは最後の12試合を全敗して88年を終えました。

 

*先発投手陣

① マイク・ウィット:34先発 249.2回

② ウィリー・フレーザー:34戦/32先 194.2回 [元オリックス]

③ チャック・フィンリー:31先発 194.1回

④ カーク・マッキャスキル:23先発 146.1回

⑤ ダン・ピートリー:22先発 139.2回

⑤' テリー・クラーク:15先発 94回 [新人]

⑥ ジャック・ラゾーコ:10戦/3先 37.2回

⑦ レイ・クラウチィク:14戦/1先 24.1回 [完全未収集]

⑧ ステュアート・クライバーン:40戦/1先 84回

 

この年もエースは若きベテラン、マイク・ウィット。12完投2完封を記録したもののチーム共々苦戦し3負け越し。二桁勝利を記録したのもこの年が最後と苦しい。一方86年プレーオフ進出に大きく貢献したマッキャスキルは87年に受けた肩の手術から少しずつ回復。先発投手陣唯一の勝ち越し投手だった。まだまだこれからのフィンリーはのちの200勝投手だが、この頃はまだ実績の伴わない三番手といったところ。リリーフ兼任から先発一本にしぼったが6負け越しと苦戦した。先発数では2位だった主力先発最年少のフレーザーは負け越し1だったものの同投手陣中ワーストの5.41ERAに終り、翌年からはリリーフ専科に。メジャーって厳しい。