ピックガードを加工してネック調整をしやすくできます。 | 福岡市中央区天神・久留米のギター教室・ウクレレ教室「Sifaka音楽教室」

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初心者にはわかりやすく、経験者にはもっと楽しい福岡市・久留米市のギター教室・ウクレレ教室。市山哲也のブログ

ジャカジャ~~ン♪

 

天神と久留米のギターとウクレレ教室「Sifaka音楽教室」

講師の市山です。

 

もう年末ですね~。

ギターのメンテしてますか?

弦なんか切れるまで張りっぱなしでは?

せめて年末くらいは調整に出したり弦も綺麗に張替えてあげましょうね♪

 

生徒さんのギターをショップに持って行った所、今年中はもう無理です!すみません!

という事でした…う~ん。

これはもう僕がやるしかないなと腹をくくってリペア&調整をする事にしました。

 

このギターです。

↓テレキャスタータイプのギターなんですけど、トラスロッドを差し込む穴が

ないため、調整の度にネックを取り外さないといけないのでとにかく

ネックの調整がやりにくい。

ただ、これが基本の仕様なので不良品とかそういう事ではないです。

 

↓こんな感じでトラスロッドがついてます。

ここを回してネック調整をするのです。

湿度の関係でネックって動いてしまうんですよね。

簡単に言うと曲がるんです。

それをトラスロッドを回して真っ直ぐにします。

 

ネックを外したボディです。

 

角度を変えて見てみると、穴がありますね。

そして白いピックガードが覆っています。

この穴に沿ってピックガードをカットしていきます。

 

穴に沿ってマスキングテープを張るのを忘れずに。

張っとくと、カットする以外の部分に傷が入るのを防いでくれます。

 

ピックガードのネジを外します。

ネジが無くならないように、ピックケースとかに入れるといいですよ。

 

外しました。

プラスチックでできてるので、そんなに硬くはないです。

これからカットしていきます。

 

下に新聞紙とかひいて下さいね。

かなり小さな埃が出て散らかりますので…。

 

糸ノコです。

これでカットします。

どこにでも売ってるのでOKです。

 

10分くらいでカットできました。

が、カットした部分がガタガタになってます、これからヤスリがけをします。

 

細かい場所なので紙じゃなくて

この棒状のヤスリが使いやすいです。

 

ここからが時間がかかる…30分くらい削りっぱなし。

肩がこりますね~。

でも綺麗になりました。

 

仮に合わせてみました。

いい感じですね。

 

ネックも取り付けてみました。

バッチシです。

これで、この穴からレンチを差し込んでトラスロッドの調整ができます。

 

弦を張ったら完成です!

見た目もいいですね。

 

ピックガードを削るだけなので、皆さん挑戦してみて下さい。

とても調整がやりやすくなります。

失敗しても、ピックガードはまた作ってもらえるから大丈夫!

 

かかった時間は交換調整まで入れても2時間くらいでした。