こんにちは。
シファカ講師 有江です。
先日、「初見の練習」について書きましたが、
今日はその続きを。
初めて曲を弾く時に、次の事を取りいれると、よりよく初見力がつきます。
①予見時間をとる。
要は「すぐ弾かない」ことです。楽譜のすみずみをじっくり読みましょう。
どうしても、「音」だけを追ってしまいますが、「音」意外のも「記号」や「テンポ」が あります。
強弱記号(フォルテ、ピアノ)などの変化は、曲のうねりを最もあらわしています。
②和音の「度数」を見る。
曲は 一度、四度、五度の和音が基となっているので、それだけでも追っていくと、いいです。
特に「五度から一度」の連結があるところはおさえておきます。
③止まらず、テンポ通りに弾く。
止まる度に弾き直すと、それが癖になってしまいます。
間違っても気にせずに、先を弾き続けましょう。
初見というのは、弾く前にいかに「楽譜の情報を仕入れる」か。
・・・ということだと思いますが
繰り返し繰り返しやると、楽譜を見ただけで、頭の中で「音」を鳴らすことが
できるようになります。