エフェクターの電源。 | 福岡市中央区天神・久留米のギター教室・ウクレレ教室「Sifaka音楽教室」

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初心者にはわかりやすく、経験者にはもっと楽しい福岡市・久留米市のギター教室・ウクレレ教室。市山哲也のブログ

講師の市山です。


最近、またコンパクトエフェクターを買い集めていて、少しきがついた事があります。

新品も中古も買っていますが、電源アダプターが使えない事がありました。


同じBOSSのエフェクターなのに何で?どちらもセンターマイナスで、DC9Vだし…。

電池では問題なく使えるんですが、アダプターだとノイズがスゴイ…。


アダプターを差し込む所を良く見ると、PSEと書いてある物とACAと書いてある物があるではないですか?


これが原因では?と思い調べてみました。


すると、


PSA-100は安定化電源

ACA-100は非安定化電源(実は9V以上出ていて、実際は12V~14Vらしい)

そして、古いエフェクター(ACA仕様)は内部にその電圧を下げる機能があって、12V~14Vある電圧を9Vに下げて動かしているようです。


PSA-100アダプターはアダプターの内部で9Vにしているようで、最近のBOSSエフェクターは内部に電圧を下げる機能を付けていないようでした。


と言う事で、古い物にACAでなくPSAを使うと元々9Vにしてある電圧を更に下げちゃう事になるので、電圧がたりなくて誤作動(LEDが暗いとかノイズとか)になるのです。

ちなみに電池を使う場合は電圧を下げるとかは関係ないので、ちゃんと動きます。


新品だと問題ないのですが、中古品や古い物を購入する時は気を付けましょう。

昔からある同じ品番のオーバードライブやコンプレッサーは、外見はそのままでPSE使用とACA使用があるので要注意です。