講師の市山です。
最近、またコンパクトエフェクターを買い集めていて、少しきがついた事があります。
新品も中古も買っていますが、電源アダプターが使えない事がありました。
同じBOSSのエフェクターなのに何で?どちらもセンターマイナスで、DC9Vだし…。
電池では問題なく使えるんですが、アダプターだとノイズがスゴイ…。
アダプターを差し込む所を良く見ると、PSEと書いてある物とACAと書いてある物があるではないですか?
これが原因では?と思い調べてみました。
すると、
PSA-100は安定化電源
ACA-100は非安定化電源(実は9V以上出ていて、実際は12V~14Vらしい)
そして、古いエフェクター(ACA仕様)は内部にその電圧を下げる機能があって、12V~14Vある電圧を9Vに下げて動かしているようです。
PSA-100アダプターはアダプターの内部で9Vにしているようで、最近のBOSSエフェクターは内部に電圧を下げる機能を付けていないようでした。
と言う事で、古い物にACAでなくPSAを使うと元々9Vにしてある電圧を更に下げちゃう事になるので、電圧がたりなくて誤作動(LEDが暗いとかノイズとか)になるのです。
ちなみに電池を使う場合は電圧を下げるとかは関係ないので、ちゃんと動きます。
新品だと問題ないのですが、中古品や古い物を購入する時は気を付けましょう。
昔からある同じ品番のオーバードライブやコンプレッサーは、外見はそのままでPSE使用とACA使用があるので要注意です。