ワールドが終わり…国別が過ぎ…SOIまで終了してしまいました!
書きたいことが溜まり過ぎ、悲しいことに、どこから手を付けていいのやら全く分からなくなっております…。
まあ、その時々に思ったことはツイッターで吐き出しちゃうのですが、ブログはちゃんとまとめたい、毎回まとめる価値のある内容にしたい…などと自分の能力顧みず高望みしてしまい、自分の中でちょっと敷居が高くなってしまってるんですよね。
そんな中、ドイツ公共放送スポーツ番組Sportschauのつべチャンネルに上がった羽生氏ワールドSPの動画が超話題ですね!再生回数(現在1.361.072回)も半端ないですが、大量に寄せられたコメント(同1198件)も負けてない!ファンの多い中国やイタリアじゃあるまいし、まさかドイツでこんなことが?いやはや、さすが羽生氏です…。もちろん、ヴァイスさんの解説もグッジョブで、一般人にも彼の凄さが分かりやすかったのだと思います。それにしてもこのあまりにもめずらしい現象を前に、私もさすがに一念発起してコメント和訳を記事にまとめることにしました。
しかし、少し前に1回ほど覗いたきりだったので、このコメントの殺到ぶりには驚きました。最後のコメに行き着くまで何度スクロールしたことでしょう。ピックアップしてご紹介するのはファンを除いた一般ドイツ人のコメです。一般人かどうかは内容から察し、察しきれない場合はその人のアカウントをチェックして確認できるものはしたりしました。
読みやすさのためにカテゴリー別に並べることにします。では、お楽しみください!
正統派コメント
・これはホントにすばらしい!フィギュアのことはあんまり知らないけどこれはすごい!
・信じられない!最高の演技、最大のリスペクトを!
・初めて自分の人生の5分を割いてこういうのを見てみた。興味深い。
・ワオ!他のフィギュアスケーターってみんな硬い感じだけどこの人は氷の上を流れるみたい。
・ワオ、すごいね。自分は素人だけどこれは完璧に近いって感じがする。クレイジーな能力だ。
・このスポーツについては無知だけど、芸術は何かってのは分かる。
・クレイジー!ワンダフル!まさに神の祝福を受けてるね…このパフォーマンスに尊敬と敬意。
・フィギュアスケートを習う人間もいれば、この男みたいにそれが人生っていう人間もいる。ファxxク。彼はEiskunstlauf(訳注:ドイツ語でフィギュアスケート。英語に直訳すればアーティスティック・アイススケーティング)って言葉に全く恥じないね。
・2度見てしまった。ぶっとんだよ。
・ゴージャス、ファンタスティック!フィギュアスケートって昔は女性がやるもので、なんかきれいに滑ってる側で音楽が鳴っているという感じだった。もちろん高度で難しくていつも素晴しくはあるんだけど、これは情熱とパワーと挑発と、皮肉まで感じられて、要するにエキサイティングで。もう4回も見てる。
・氷上の花火大会だね。音楽と人間のハーモニーだ。
・ビートに合わせた着氷!ハニー!
・スケートにはまったく関心ないけど、ありがとう、YouTube。面白かった。
・個人的には滅多にフィギュアは見ないけど一旦楽しいと思うと圧倒されてしまう。最高。
・才能があるって素晴らしいことだよね。おめでとう。
・この人すごいな。スーパー最高って言葉じゃ追いつかない。息をのんだよ。
・スケートの知識がなくてもすごいことやってるのが分かるって。リスペクト。
・クレイジー。あまりにも簡単そうにやってる!
・普段はフィギュアへの興味ゼロだけど、この青年はめちゃくちゃできるね。
・みんな彼の技術の話してるけど、自分が座ったままで見ててすごいって思うのは彼のスタミナ。自分は階段4階上るだけで終了しちゃう。
・フィギュアスケートというか冬競技全般知識ゼロだけどこれはとにかく良かった!
・音楽と信じられないくらいシンクロしてる。自分のやってることを好きなんだね。イカした奴だ。衣装イケてる。
・こういうの絶対見ないんだけど。でも正直なところ?リスペクト!
・これこそリズム感と能力だね。最上級で間違いない!
・ブレードが体の一部みたいだ。すごいの一言。
・スーパー!フィギュアスケートにはもう長い間こういうアーティストがいなかった。彼は実に素晴らしい。
・ファンタスティック。素晴らしいショーだ。
・鳥肌立ってる…こんな素晴らしいもの見たことない…
・これ。この曲のオフィシャルビデオに。するべき。
・めっちゃ素敵。この曲のタイトル何?
・この人には感心するしかないね。マジで美しくて才能がある。
・こんなに踊れるスケーターは見たことない。すごい見応え。
・これまで見た中でベスト。クレイジーなプログラム。拍子にピッタリにジャンプしたよ
・ユヅルは自分の親友たちのお手本でものすごい才能の持ち主でアニメのユーリオンアイスのユーリのモデルでもあった。自分はどちらかというとアイスホッケーファンだけどユヅルは素晴らしいので毎回引き込まれてしまう。
・プルシェンコ、ヤグディン、カズンズ等々よりも良い。
・ロビー・ウィリアムズの音楽に忠実。完璧な滑りだった。
・これまでフィギュアスケートをちゃんと見たことなかったよ。でも今は違う。アスリートを見て鳥肌が立ったこともなかった。でも今は違う。これは完全に魔法でしょ!この世のものじゃない…好き!!!
・信じられない滑り…ノルベルト・シュラム(誰や、と思いました)の伝説のプロを思い出した。1秒1秒を楽しんだ!
・ワオ、全てがとても正確でいながら表現も素晴らしい。とてもナイス!
・これはハードだな…すごい。ものすごい努力の結晶のはず。これ以上のものは無理だろう…ワオ…。
・はーっ。すごい衝撃でわけ分からなくなっちゃった。とにかく素晴らしくて、彼自身楽しんでるのも分かって。まさにこうでなくっちゃ。
・完璧な匠の技とエレガンスがうまく合わさった…ピュアな美しさ。魅力的!
・ナイス。最高だ。こんなプログラム見たことない。目の保養だ。
・着氷が音楽の拍子にぴったりなのがすごい!
・とても、とても素晴らしい。フィギュアスケートを見たのは久しぶりだけど、ワオ!
・残念ながらフィギュアのこと知らなさ過ぎて彼がどのくらい優れているのかは分からないけれど、彼の氷上で見せる技がすごくて、彼を見てると楽しいってことは断言できる。
・エンタメに関してはロビー・ウィリアムズも顔負けだ!
・自分もフィギュア大好き人間じゃないがこれは素晴らしい。信じ難い柔軟性にキラキラの衣装、選曲…完璧なロックスターだ。最終的に優勝とはならなくて残念。
・普通はアーティスティックスイミング並みにフィギュアに無関心だよ。でもこれは…うわああ…リスペクト。
顔がいい系コメント
・ルックスも最高な天才!
・俺の彼女よりきれいだぞ
・トータルパッケージがかっこいいね
・ポップスターみたいな見た目でスイスイ滑ってて…ありえない奴だ
・その上見た目がめっちゃかっこいいって!
スラング系コメント
・こんなのなんでもないって感じで。ヤバい奴だな。
・あああああ、氷の上でこんなヤバいもの見たこと滅多にないよ。
・まったく聞いたことなかったけどヤバい奴だな。
・アイススケートは今一つだけどこれはめっちゃヤバかった。
・ヤバい奴だな。
・ヤバい。
・パフォーマンスやばい。マジありえん奴やな。
採点にはてな系コメント
・ヤバい演技だけどなんで9,71とか9,56なの。なにもかも最高じゃん。腕が1ミリ高く上がり過ぎとか?フィギュアスケート全然分からないけど。
・9,7... 9,65...。10点に届くには一体どうしたら良いわけ?この演技にこの数字はなんか恣意的な感じがする。
・素人目にも10点満点だね。心からおめでとう!
・この殿方に10点出さなかった人は単にジェラシーからでしょ
これで銅メダルなら金銀メダルはどんな演技やねん系コメント
(この疑問は複数ありましたが1つだけご紹介。フリーが良くなくて、とリプで教える人もいました)
・どうして銅メダルなの?天才的じゃん!
コント系コメント
・自分:氷の上で踊るなんて無理やわ?難しすぎるわ!
ユヅル・ハニュー:ちょっと待っててな。
・おいおいYouTube、なんで自分今これ見てるわけ?素晴らしいけど!
・なんて言ったっけ…YHに氷は要らない…氷が彼を必要としているのだ!
・なんでこれが自分におすすめされたの?なんで自分はこれをクリックしたの?なんでこれが好 きになったの?…これが理由だよ!
・我々は新種を発見した。氷上生物だ。信じられないパフォーマンス。
・自分:フィギュアスケートに興味無し。
youtube:まあ、このイケメン見てみて。
こんな時代だから良かった系コメント
(これは羽生くんがこのプログラムを選んだ意図がどんぴしゃと当たったという証拠で、特に嬉しい反応です)
・世の中の暗い空気を吹き消すには最高のショートプログラム!
・ずっと特定の話題(コロナのことでしょうね)ばかりだったところにこれを見られてほんとに素敵。
・これが無観客なんて残念だね
・ファンタスティック。目の保養だし、この暗いご時世、素晴らしい気分転換。
番外編コメント
・ワンピース思い出しちゃう。ハハ。
・こういう服はどこで買えるの!?
・氷上の忍者
・TikTokにも動画があるからこの人知ってた
・彼よくTikTokに出てくるけどつべにまで来たか
・フィギュアスケートにおけるメッシとロナウドの合体
・マックスにエンターテインしてくれるショー!うなぎみたいに氷の上をグライドして!
・ユヅル。きれいな名前。素晴らしい若者だね。
(もちろんYOIファンコメもたくさんありましたが、どの動画にも集まりがちなのでここではスルー)
それにしても、ここまで一般ドイツ人に好評なのは、彼の技術や表現力の他に、「音楽のノリが良く、ポップスターのヒット曲で分かりやすく」「衣装がロックスターぽくてカッコよくて普通に受け入れられやすい」という点が大きいのではないかな、と推測しています。以上。