羽生くんについてのオーサー談全訳:「ほとんどショーには出ずここ(トロント)にいた。すでに調子はバッチリだ。彼は世界王者のタイトルに安住したりはしなかった。このところ自分の体の感覚やリズムについてきちんと意識できるようになり、怪我をしないようとても注意している。明日オリンピックだとしても準備は整っている。今季の計画の中には4Lzが含まれている。SPは一昨年と同じ、世界記録を出したショパンだ。これは素晴らしい傑作なので、2年前と同じようにジャッジに気に入られるよう私たちは願っている。フリーの曲はまだ明かさないよう日本の連盟に言われている。でも1週間したら当クラブでユヅだけのために日本の記者やTVクルー、カメラマン向けのメディアデーが行われる。90人から100人の申し込みがあったよ。日本の連盟が、彼に曲名を明かすゴーサインを出せば即世界中に広がるのだから、それについてはその時に書いてください。ただ、ユヅがフリーについて話していいかどうかは日本の連盟が決定するので、僕は口出しできないんだ」
4Lzについてはすでにスケート教室時に報道された都築元コーチの言から推察できたように、今季入れる可能性はあるようですね。予定であり、計画であり、それ以上でもそれ以下でもないので静観するのみですが、原文のニュアンスだとかなりオプティミスティックで可能性は高いようですし、現コーチの発言という点がまた一歩現実に近づいた感があるな、とは感じました。
取材時にはユヅは他のリンクで(男性)振付師と練習(ジェフ?ウィルソン?誰だったんだろー)、ハビはまだスペインということで記者はこの2人には会えなかったのですが、ハビについてオーサーは、「春に4Loを練習していた時はいい感じだったがその後(ハビがトロントに不在のため)3ヶ月見ていないので戻った時の調子でフリーに入れるかどうかを考える」。また、ループを入れるとするとループより安定している3Aを1本外すことになることも考慮しなければいけないと。ハビは例年より2週間早くトロントに戻るということで、夏の長期スペイン滞在を不可侵領域とするハビも意欲たっぷりのよう。
その他、五輪ではトレイシーはTV解説をせず多分オーサーのサポートのため数名の選手の
あとこのエリアでトレーニングをしている男子トップ選手といえばパトリックですが、記者がズエワのカントン拠点を訪れた時に会えた唯一の男子シングルの選手が彼。いつもの年よりリラックスした雰囲気を醸し出していたとのことだけど、引退後の話が多かったのがちょっと寂しい…。曰く、これが最後の年になると思うので五輪後ワールドに出るかどうか分からない、カナダに戻ってスケート以外の普通の生活を楽しみたい、将来の可能性としてはバンクーバーのスケート学校。コーチに向いているか試してみなければ、等々。このスケート学校にはテッド・バートンさんが大きく関わっているらしく、実現すれば彼との共同作業になるようです。…なんて書いているとちょっとセンチメンタルな気分になってしまうので、今季の戦略も。オフは五輪準備のためショーはSOIのみで日本には行かず。4Sはこれまでになく好調で、恐怖心もなくなったのでショートにもフリーにも入れる。一方、時々練習している4Fは怪我が心配なので投入は未定とのこと。
以上です〜。JGPもテススケもロンバルディアもスルーというひどいスケートブログ・汗。とりあえずこれまでの感想を超大雑把に言うと、すっかり露ジュニア女子のタラカノワちゃんに心奪われております!昔の羽生君のような青いけれど大きなエネルギーを感じるんですよ。彼女の2戦目が楽しみです!