私の住む時間帯でも今日という素晴らしい1日が終わろうとしています。
羽生くんのファンとして、忘れられない輝かしい1日。
結弦くんの五輪2連覇の夢、絶対王者の夢。
これまで色々な出来事があって、モノクロのままだった下絵が、一挙に彩色されて何歩も何歩も現実に近づいた日でした。
前日のショートに続き、フリーも、レベルアップとパーフェクトを同時に達成してしまうとは…。
これまでの彼の構成は、いつも彼自身の力の半歩上を行く、養成プロとファンが呼ぶ高難度な内容。
パーフェクト達成を妨げるものは彼自身の飽くなき向上心でした。
もっと、簡単なジャンプの入り方をすれば…もっと繋ぎを減らせば…
彼の挑戦をリスペクトすると同時にそんな思いを抱いていたファンは少なくないはず。
あるいは、もっと健康体であれば…(ﾉД`)
でも、そんなさまざまな壁を一気に乗り越える日ってあるんですね。
痛みと我慢と、血のにじむような努力がベースにあって、遂に心技体が揃う日。
演技後に彼が高く人差し指で指した方向には五輪のエンブレムがありました。
次の五輪でも頂点に立てるという感触を全身で感じられたこそのジェスチャーだったんでしょうね。
本当に好きだなあ、そういうストレートな彼の感情表現。
今日、長野のリンクには確かにSEIMEIさんがいました。
羽生結弦のカリスマと晴明のカリスマのレベルがぴったりと合致して、過不足の無かった演技。
スケーターとしての超・能力の域に入ったからこそ、彼の演じる超能力の陰陽師・晴明を信じられたんだと思います。
スケーターとして異次元に入っていたからこそ、あの動きも、この動きも、シンボリックな説得力を持ち得たのでしょう。
シンボルと感じたのは、一つ例を挙げるなら、両手をゆっくり開いて入り、再び閉じて終わるハイドロ。
シェイリンの仕事に敬意を表します。
ここで点数的には一つのピークに達してしまった感のあるSEIMEIですが、プログラムの伸び代は、こういったディテールのさらなる追求にもあります。ファントムも最後の国別の演技が隅々まで神経が行き届いていて（私にとっては）ベストだったように、これからGPF、全日本、ワールドと、シーズンが進むにつれ、一つ一つの試合で新しい表現の仕掛けを見せてくれることでしょう。
フリー演技動画。ブロックされていないといいのですが…
表彰式動画
プロトコルは、10点満点が13個、100点満点中97.20点…
今、アメブロの画像添付が不調なようで、残念ながら美しいプロトコルが貼れません。
後ほど必ず追加しますー＞＜
動画は感謝してお借りしています。
昨日今日とすっかりN杯に没頭してしまい、情けないことに仕事の方に火がついてます^^；
明日あさってはちょっと頑張らないとなので、いただいているコメントのお返事はそれ以降ということで、失礼させていただきますね…ごめんなさいmm