よく、音楽関係でムーヴメントを起こしたい!とかいうけど、ムーヴメントが起きるってとても大変なこと!
そして、起こしたいのなら、本当の意味をしっかり知っている必要がある!
ムーヴメントってブームみたいなもんで世の中で流行ってることでしょ?
そう思いがちだけど、違います!
正確にいうと、ブームはムーヴメントの前段階です!
詳しく説明しますね!長くなりますよ!でも、知っておくと得ですよ!
※この本に全てが載っています、素晴らしい本です!⬇︎
では、詳しく!話していきます!
ムーヴメントには話題の段階があって、ファッド、ブーム、トレンド、ムーヴメントに分かれています!
ファッドはあっという間の寿命な為、触れた人の「価値観」が変わったりすることはないという特性がある。同時に「熱量」を伴う「主体性」が少なく、「否定的意見」が生まれる前に消滅し、他のジャンルへの「拡張性」はほぼ皆無である。
次にブーム。ブームは期間としては数ヶ月程度。テレビ番組などで、「今アメリカから上陸したポップコーンが原宿で人気です」というニュースから、行列が並ぶようなものを示す。
ブームは期間が数ヶ月続くものなので、そこに集う、集いたいという人の中では「熱量」が付与されるが、「価値観」が変わるほどでもない。
同時に「主体性」も「熱量」が一定数ある為付与されるが、勢いの波が下火になればなるほど「主体性」が早く消滅していくのがブームだ。
トレンドはブームに似ていてややこしいので割愛するが、強いて言えば、トレンドの方が話題が多く期間が長い!
そして最後にムーヴメント!
ムーヴメントの最大の特徴は、ライフスタイルを変えてしまうことにある。それは、生活者の「価値観」を変えるに他ならない。
ライフスタイルが変わるというのは人それぞれで、一曲聴きながら、駅に向かうようになったこともライフスタイルの変化と言えるし、服装や考え方や聴く音楽が変わったこともライフスタイルの変化と言える。しかも短期間ではなく、長期間生活者の中で維持されることが他の話題と違うところである。
当然ながら、ライフスタイルが変わるまでということは、そこに強烈な「熱量」や「主体性」が伴っていく。つまり、自分から生活を変えようとしてしまうということ。
これらに加えて、他の話題の特性と全く異なる点が「否定的意見」の存在。起きているムーヴメントに対して否定、反論の声が上がる。この声が上がることによって、ムーヴメントは完成する。
みんながみんな「いいね」「いいね」と言うものは、ムーヴメントとは言わない。それはブームとかに属するものになる。
ムーヴメントとは強い、「熱量」と「主体性」を伴うことが条件であるわけだが、それらが強ければ強いほど、否定、反論のチカラも拡大していく。そのぶつかり合いがメディアを媒介として伝播され、ムーヴメントは加速していくのである。
と言うわけでムーヴメントの意味でした!
世の中で流行ってるものがムーヴメントなのではなく、「主体性」と「熱量」を伴ってその人の嗜好やライフスタイルを変えてしまうこと、これがムーヴメント!
意味を知らなくてもムーヴメントは起こせるかもだけど、、、、、ムーヴメントを起こすための戦略を練るには、知っておくと得ですね!
長文お付き合いありがとうございました!!
ロバーズは、ファッドは少し起こしたことあるから、ブームを頑張るぞー!!
今日はロックンロールの日だー!
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