こんにちは。
和食割烹 志どきです。
実は私、
ハマグリがとても好きな食材のひとつです。
派手さはないのに、
火を入れたときの香りや、
出汁を含んだあとの余韻がとても美しく、
料理をしていて「和食らしさ」を強く感じさせてくれます。
せっかくなので今回は、
そんなハマグリについて、
少しだけ深掘りしてみたいと思います。
ハマグリは、各地の貝塚からも殻が見つかっており、縄文時代から日本人に食べられてきた貝です。
それほど昔から、
「滋味があり、特別な貝」として親しまれてきました。
ハマグリの魅力は、
✔ 火を入れても身がやわらかい
✔ 出汁が澄む
✔ 旨味に角がなく、上品
お吸い物にすると、
強く主張しすぎず、
それでいて余韻がしっかり残ります。
また、ハマグリは
左右一対にしか合わない貝であることから、夫婦円満や良縁の象徴とされ、
今でもひな祭りにお吸い物として使われています。
日本料理では、
派手さよりも「引き算の美味しさ」が大切です。
ハマグリは、
余計なことをしなくても、
その良さが自然と伝わる食材です。
