酔狂の詩(うた) -21ページ目

「そこに僕はいますか?」

すれ違って噛み合わない話の果て
弱々しいのに酷く重い溜め息が宙に浮く

気がふれる一歩手前に追い詰められ
息苦しいほどここが狭い空間に縮まってく

たぶん あなたの目からこぼれる涙は自分のためだけで
そして あなたが漏らす言葉も自分のためだけに
いつも あなたは独りよがりで・・・

そこに僕はいますか?

これまでのことも これからのことも
すべてはあなたの胸の内

そこに僕はいますか?

過ぎ去った日々も 待ち受けるものも
すべてはあなたの胸の中

そこに僕はいますか?

たぶん あなたの目からこぼれる涙は自分のためだけで
そして あなたが漏らす言葉も自分のためだけに
いつも あなたは独りよがりで・・・



僕が見えていますか?



あなたが思う幸福はあなただけのもの
あなたが背負う苦しみはあなただけのもの

それでいいのですか?

その手に触れようとすれば
落雷のように激しい静電気が拒絶する
渦を巻く痛みの前でただ立ち尽くす

僕はどうすればいいですか?