恋あと | An infinite tale

An infinite tale

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麗らかな記憶 過る 藍色の空と

彼の声 秒刻みに 霞み沈む

千切れない鎖 心 不自由に痛む

温かい残像 瞼の裏側で


君が重ねた色彩は 僕の瞳にフィルムかけた

潤ませて すがりついた 最初の別れから

背中向けた 別れまでが 距離を埋めた


間髪も猶予も 答える資格も

グラス越しに流されていった


テーブルに置き忘れた 光るピアスを

いつまでも片せずにいる だから

冬空に返す煙に想いを乗せて

いつまでもここで待つよ 君 ひとり


雪が溶けて顔をだした

春を知らせるメロディ 開いた


連なる出逢いにも面影を乗せる

零には戻れないと知って


足跡を告げるまで癒えた振りをしても

まだ 遠い日とは言えないよ

深呼吸 加速する恋 冷静にあやしたい

ずっとずっと 失わない為に


麗らかな記憶 過る 藍色の空と

彼の声 秒刻みに 霞み沈む

千切れない鎖 心 不自由に痛む

温かい残像 瞼の裏側で