今でも時々後悔する。
俺はなんて馬鹿だったんだ。
もっと優しくすればよかった。
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俺は神宮寺を好いていた。
あいつよりも、もっと前から。
だから、あいつに告白された時は
すぐに返事をした。
やっと、こいつに触れる事ができる。
俺は、毎日幸せだった。
ずっと好いていたこいつと
毎日を過ごすことができる。
そう思うと、嬉しくて、
1日があっというまだった。
「すまん、神宮寺。
今日も行ってくる。」
卒業して、
実家の仕事も手伝うようになってから、
神宮寺との時間が
格段に減った。
それどころか、あいつに
冷たくしてしまう時もあった。
「そうかい。行ってらっしゃい。」
それでもあいつはいつも通り。
そう、いつも通りだから、
俺は、あいつにとって
要らない存在なのではないかと
思うようになっていた。
そんな俺の心に、
間が指してしまった。
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「しばらくだな。」
「はい♪聖川様から、
誘っていただけるなんて…♪」
俺は、
女を誘った。
ただ、寂しかったのかもしれない。
相手にしてくれる奴が欲しかった。
どうでもいい女を誘って、
目的もなく、下らない会話をして
時間を潰した。
女は、俺に話しかけていたが、
ほとんど覚えていない。
全然楽しくない。
一分が長い。
「すまない。これから予定があるから、
今日はこれで。」
「え!!聖川様!?」
女を置いて、
いつもより早く帰った。
早く、あいつの声が聞きたい。
あいつに触れたい。
家に帰ると、
神宮寺はもう寝ていた。
もう少し早く帰ればよかったな…
「……」
自然と、神宮寺の側に向かい、
座る。
「神宮寺……」
お前は…
本当に俺を好きなのか…?
最近は…
お前がわからない…。
だんだんと募る不安を
忘れたくて、
俺は、
シャワーを浴びに風呂場に向かった。