よぅそろお-090627_064752.jpg


お家のかわいこちゃんが、かわいこちゃんがー!!

かわいい事になっている~!!

何そのお手々。

触りてええぇええ!!!!
よぅそろお-090627_064717.jpg
眠い…。

が、お腹がブッ壊れてるもんで、緊張感ある。

おかげで、眠気よりそっちが気になって気が紛れる。

ガソリン給油に立ち寄ると、いつの間にかお腹が限界を迎えていた。

ヤバイヤバイヤバイー!!

何なのかなぁ…とトイレで再び唸る29歳夏の夕方…。


走り出し、街を離れる。

何にも見えないどころか、山に霧がかかってきている。今にも降り出しそう。

しかも、寒い。

頼む。せめて降らないでおくれ。

神奈川から静岡に帰って、はじめまして山梨!!

富士山ー!どーこだー!?

もうかなり近づいてるはずなのに、全っ然見えない…。


138号線を真っ直ぐ走ると、富士五湖の一つ、山中湖にぶちあたる。

拠点はこの辺。

さーて、どこのキャンプ場にするか。

観光案内所に行き、チラシをもらう。


バ、バカな!!

民宿より高いのではないのか!?

金額の記載のないキャンプ場に電話してみる。

「バイクで一人なんですが…」

「¥2500です!」


バ、バカな!!

もう一つある。それに賭けよう。

「¥1300です。」

安~い。



人って不思議です。

麻痺します。

でも、この辺じゃ一番安いから、決めた!

いそいそとキャンプ場へ向かう。

ここ、良かった!!

林間のサイトは、鬱蒼として、ちょっと怖かった。

でも最近、怖くならない秘訣を見出だしていた。

それは、『薄暗くなるまで外にいる。』

女性一人と悟られないよう、明るい内に設営して、テントに篭る。

これが、先輩女性旅ライダーの言葉。

しかし、テントを出ると、昼間とは打って変わる夜の景色は怖い。

周りの状況を把握出来ない。

幸い私は、『女性一人』と思われない。(声かける人は皆にーちゃんと呼ぶ。)

擬態は完璧。

それでもやっぱり心細いには違いはないけど。

すると、なんとサイトではない管理棟の隣に張らせてくれると言う。

しかも、24時間管理人さん常駐!

心強い!!

管理棟のトイレを使わせて貰える事になったし、「何かあったらすぐ教えて!」って言ってくれたし、

何より、ここにいるみなさんはすんごい気さくでいい人だった。

値段以上の快適さ。

おまけは、このキャンプ場が今シーズン開始してから、私が第一号だそう!

光栄☆


すんごいいい拠点見つけた感じ♪
よぅそろお-Image011.jpg
シーサイド。

延々シーサイド。

ひょ~♪絶好調~!!

俺、今かっこいい…。

シーサイド駆ける俺。

カーブなんかグイグイ曲がるぜ。

かっっこいぃ…。


ずっと海沿いを走るが、気づくと『小田原』。

あれ、いつ神奈川入ったの?

1号線から箱根へ。

進行方向に、どでかい雲がたむろってます!

しかも、むちゃ混んでます!

堪忍…。


天下の箱根、峠の箱根。

山を登る。

混んでるからゆっくりとしたスピードで、ヘアピンカーブも平気だった。

でも、予感はしてたけど、目当ての町湯を見逃してた…。

このまま行くと温泉に入れない!と、一番最初に目に付いた日帰り湯へ入る。

何とまたまた貸し切り!

ここ、内湯と露天風呂が離れてて、いったん服を着なきゃない。

それでも行くのさ露天風呂。

よぅそろお-Image008.jpg
内湯で体を洗い、軽く浸かる。

ああ、気持ちいい…温めがありがたい…。

でも露天風呂はもっと気持ちいいはず!!

さっさと服着て移動。

よぅそろお-Image009.jpg
やっぱり露天風呂の方が開放感あって気持ちいい!!

しかし、何故か内湯より熱く、すぐにのぼせる事態に。

ほっかほかで、汗がタラタラ。

眠気も復活。

しばらく休む。


さて、富士山に近づく前に、星の王子様ミュージアムに行こう♪

ウキウキ~ワクワク~♪

看板に従って、到着ー!

よぅそろお-Image010.jpg

ガガーーン!!


まじすか。

こりゃどーにもならん。


私は富士山を目指した。

と言っても、真っ白で何にも見えてないけど。

激眠…

何で?


結局夕べ、同室の方と顔を合わせる事もなく、寝た。

9時間は寝てる。

なのに、激眠。

寝病?

しかし、早めに行動ー!

だって、6日に、神奈川で与論のお父さんTKさんに会うんだもの!

今日明日で箱根経由で富士山見て、明後日神奈川。

イケル。


うとうと…

いや、イケないだろ。

ちょっと休憩。道の駅にピットイン。


よぅそろお-Image006.jpg


めちゃ派手だな!そして休憩室がないな!

裏手のベンチで一休み。

ごろり寝っ転がる。

眩しいわ子供が寄ってくるわ、寝られやしまへん。

でも横になるだけでも違うさー。

ごろごろ。


で結局、昼前。

ユースでゆっくり起きれば良かった…。

しかもお腹壊れまくり。

うぐぐ、今日富士山イケルか?

と、トイレで唸る29歳夏…

最南端まで来たはいいが、この先の進路、どうするかなー。

ひとまず、道の駅開国下田みなとに向かってみる。

半分は晴れてるのに、山から霧が立ち上ってる。
よぅそろお-Image004.jpg

山の間、霧の中に入り見上げると、雲とは違う早さと距離でスルスル流されている。

不思議な天気。


開国下田みなとは、すんごい立派な道の駅!

ばかでかいよ!

パンフレットを貰って、地図と照らし合わせて唸る唸る。

うーむ、海沿い北上か、真ん中北上か…

ウーンウーン。

今日はキャンプしたい。

キャンプ場は、たくさんある。

海沿いキャンプか真ん中キャンプか…

つか、天気は?

ケータイで調べる。

雨かー。真夜中の雨ならいいんだけど、ちょうど撤収の時間に一番強く降る予報。

嫌だ。でもキャンプしたい。

ライダーハウスは場所が悪いし。

ウーンウーン。

何度も天気予報を見る。

ウーンウーンウーン…

プチ、、


もういーやー!明日キャンプすりゃーいーじゃーん!明日の夜は曇り予報なんだしー!

半島なんだから、海沿い一周すりゃー形がきれーじゃーん!

たっくさんあるユースに泊まろー!

どーせ今日は温泉キツイしー、お腹も痛いしー、やる事溜まってるしー、明るいライトの下でやりたいしー。

速攻ユースに電話。

後は走りながら考えよー。


半分ヤケの様に走り出したが、海、綺麗だった。

砂浜は白く、海は明るくて爽やかな水色だった。

上を見るとやはり霧で霞んでいる。

真ん中通っていたら、何にも見えなかったかもな…。

ホントに不思議な天気で、前後左右の天気が違かった。

片方は青空、振り返ればどんより重たい雲。

霧がかる山、日の当たる海。

安定してないって事だろう。


海を見たり、缶コーヒーで一息入れたりと、ゆっくり進んでたら、チェックインの時間ピッタリに到着。

何かメルヘンぽいユース。

ベアレントの奥さんは、少女趣味と見た!


最近、ユースで相部屋になっていなかったから、当然一人な気をして来たが、相部屋になるらしい。

部屋チョー余ってるんだから、一人部屋にして…とは言えない…。

でも、相部屋さんなかなか来ない。

ゆったりしてたら眠くなってきた私。

もしかして、来る前に寝てしまうんじゃ…?