ミントティーいろいろ | シチリアを旅するなら。。。

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先日プーリアまでご一緒させていただいたご夫妻のご婦人は

食後にミントティーを所望される方でした。

 

ご一緒した中で6度お食事のチャンスがありまして、

高速のサービスエリアでの昼食と

ナポリのピッツェリア以外の4回で

食後にミントティーを注文されたのですが、

その都度いろいろあって、おもしろかったので書いておきますね。

 

最初のミントティーは

タオルミーナの隣町にある

2017年G7開催時は元首相も食べに来た由緒あるレストランにて。

まず、

食事が終わって、デザートをオーダー

日本人的にはデザートとコーヒーやお茶などを一緒に頂きたいので、

デザートと一緒に旦那様のコーヒーとご婦人のミントティーもお願いしました。

しかしながら、

ここはイタリア、

デザートはすぐ来ましたが、

飲み物はやっぱり来ませんで、

イタリア的にデザートを食べ終えた頃、コーヒーはきました。

ミントティーも頼んでるよーと伝えても、

ミントティーはなかなか出てきません。

で、旦那様のコーヒーが空になった頃、来ました来ました。

ミントティー。

と思ったら、ティーポットのお湯と

葉っぱがデザインされたティーパックでした。

ミントの葉っぱがいっぱい入ったティーポットを想像していたし、

曲がりなりにも、由緒あるレストラン。

キッチンにミントの葉っぱくらい山のようにあるはずと思い、

キッチンに行ってミントの葉っぱを持ってくるようお願いしましたら、

5分後くらいにホール係の男の子が

手のひらに5枚のミントの葉っぱをのせてやってきました。

私もご婦人も旦那様も

5枚か―と

手のひらの葉っぱに目が点になった瞬間、

その子がミントをのせてた手にもう片方の手をパチン

そしたらミントの香りが広がって、

それをティーポットに入れたら

5枚ながら、10枚分くらいのミントティーになりました。

 

キッチンでこうしろって言われたんでしょうね。

ホール係の男の子、ドキドキしながらやった感も

功を奏して、とっても楽しいミントティータイムでした。

 

 

次のミントティーは

翌日のお昼。

山の上の小さな村のレストランにて。

初めは葉っぱのデザインが入ったティーパックを持ってきましたが、

ミントありますか?って言ったら、

村だけにミントは鉢植えにたくさんなっていたのでしょう。

両手の平で抱えるくらいの葉っぱを持ってきてくれて、

パチンなしで美味しいミントティーになりました。

 

次はその日の夜

一流ホテルのレストランでしたので、

最初からミントの葉っぱがたくさん入ったティーポットが出てきました。

 

最後はその次の日の夜。

アルベロベッロのレストランでしたが

やっぱりミントティーはなかなか来なくて

来たと思ったら、消化を促進する効果があると書かれたティーパックでした。

ここはミントもないって言われて、

それでお茶を濁したのでした…。

 

これで、

ミントティーばなしも終わりかと思いきや

翌日、アルベロベッロの観光を終えて

最後にガイドさんが日本人の方がやってるお土産物屋さん

に案内してくださったのですが、

そこの日本人の方がね。

こちらから何も言ってないのに

「どうぞお水にお入れになったら」って、

テラスのミントを摘んでくださったんですよ。

すごいね日本人!

 

試飲試食に慣れた日本人の心をつかんでる方だけに

お土産販売もお上手でしたグラサン

 

写真は日本滞在中に枯れちゃった我が家のミント

 

 

 

 

徐々に復活中です