イタリアのトイレね
個人宅や宿泊施設は別ですが、
その他ほとんどのトイレに
便座がないのはあまりに有名な話です。
どこのトイレも便座が温かい日本とは大違い
どうしてないのか?
それは、
すぐ壊れるからなんですが、
どうせ壊れるもの。という意識が先行するあまり、
公共施設では便座にお金をかけない=安いのをつける=すぐ壊れる
→またすぐ壊れるからと、もう新しいのはつけない
か、最初からつけない
ということで、無いところがほとんどなわけです。
便座はあくまで消耗品なので、
ちょっと大きいスーパーにも売ってるし、
ホームセンターではよりどりみどり並んでます。
お手軽な安いプラスチック製のを買うと、
ほんとにすぐに壊れます。
壊れるというか、留まり具合が甘いので、ズレ始め、
ズレてる上に体重がかかり続けると、
修復不可能になるって感じかな。
宿屋をやってた義母がケチな人でしたので、
客室にはいつも安い便座をつけるものだから、
何度留め金を直させられたことか…。
まぁそのおかげで
便座の安いのはダメと学習できて、
我が家は木製のがっちりしたのにしてるので、
留め具が金属劣化するまで交換いらずで過ごせてます。
全ての人がすべての建物にアクセスフリーが原則なので、
レストラン、バールや宿泊施設、博物館など、
不特定多数の人が集まるあらゆる施設に、
バリアフリートイレの設置が義務付けられています。
二つできない所では一つをバリアフリーにすることで、
みんなが使えるようにしています。
ですので、先日訪ねたワイナリーのこのトイレ、
バリアフリー仕様で
バリアフリー便器なんだけど、
標準タイプの便座がのっかっちゃってました
間違って買っちゃったんでしょうね。。
これでも、無いよりはましだったかな。