青春18きっぷで行く親子二人旅④ | シチリアを旅するなら。。。

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三泊四日の旅程最終日は
気仙沼から大船渡線BRTに乗車します。
鉄道駅で
電光掲示板を見て番線を確認、
改札を通過してホームに向かいます。
ここまでは列車に乗るのと同様ですが、
BRTのホームには、
なっなっなんと!
 
線路がない!!
 
皆さんご存じかと思いますが、
東日本大震災で甚大な被害を受けたこの地域、
より早く、安全で便利な公共輸送サービスの手段として
用いられたのが
このBRTシステム!
基本は線路があったところをバスが走ります!
 
ということで、
ホームからBRTバスに乗車
バスで鉄道に使われていたトンネルをくぐったり、
復興道路として整備が急がれた三陸自動車道を通ったり、
海を見たり、
山を見たり
ワクワクしながら、
やってきたのは
陸前高田
 
まずは
東日本大震災津波伝承館へ
行きましたが、
年末年始休暇に入ったところで、
残念ながら休館。
とはいえ、素敵なエントランスをぬけて
津波ですべてがなくなって整備された復興記念公園を通って
 
向かったのは
奇跡の一本松殿キラキラ
七万本あった松林で唯一流されなかった松の木
その後、枯れちゃって、今見られるのはレプリカなんだそうですが、
神々しいお姿でした。
 
↓この建物があったので、一本松は残ったとも言われてるユースホステルは震災遺構として、一本松と共に保存されています。
無惨な姿から当時が忍ばれます。
 
堤防にのぼると
 穏やかな広田湾が広がってました。
湾と堤防の間には育成中の松っ子たち
 
この写真を撮っていたのを思い出しまして
探しました↓↓
2013年12月に帰国した際、仙台駅で
津波で流された松林の復活を願って種苗を育ててます。
というパネル展がありまして、
そのパネルの写真を撮らせていただいてました。
 
 
2013年9月で↑↑↑だったのが、
2023年12月で↓↓↓
こーんなに大きくなってました!
あの時パネルで見た赤ちゃん松がこんなに成長した姿を見られて感動キラキラ
 
しばらく海を眺めて感慨にふけった後は
陸前高田の新しい市街地まで歩きまして
ちょっと高台から一望
つくづく、この時自分は何もできなかったなぁと振り返り、
また来よう!と思ったのでした。
今回の旅の最終目的地から
BRTで気仙沼駅に戻ります。
気仙沼から大船渡線で一関へ
一ノ関でお昼休憩
「駅を出ると昭和であった」一ノ関
駅に隣接のお食事処で
カレー(の湖に浮かぶ)ライスを食べて、
一ノ関発小牛田行き乗車
小牛田で仙台行きに乗り継いで塩釜下車、
歩いて実家に戻って
青春18きっぷで行く三泊四日の親子二人旅
無事終了しました。