ネットショッピングをする際のユーザー側のリスクを防ぐために、
7日間は商品の返品返金が可能というルールがあると先日のブログで紹介しましたが、
タオバオでは他にもユーザーリスクを防ぐための試みを実施しています。

その一つが商品の無料お試しコーナー です。

ファッション、化粧品、電化製品、ベビー用品をはじめ、
9カテゴリの商品が全部で11,943点(2011年6月19日時点)無料使用することができます。

高額な商品も無料で使用することが可能で、
例えば 2,000元(約3万円)以上するフィリップスのプロジェクター なども商品として出品されています。

ユーザーは気に入った商品があったら、“我要试用”をクリック。
その後は店舗側が記載している指示に従って進めることで申請が完了。
選考後、申請が通れば商品の無料体験が可能となります。

先ほどのプロジェクターなどは、無料体験用が2つだけなのに対して、
13,000以上の申請が入っています。
かなり競争率は高いですね。

店舗側からすると、これは店舗へのトラフィックを増やすだけでなく、
店舗をブックマークしてもらえるというメリットもあります。

大体の商品は店舗をブックマークすることを申請の条件としている為、
申請者が多ければ多いほど店舗をブックマークしてくれる人も増えるという算段ですね。

ユーザーにとっても店舗にとってもメリットの多いコーナーだと言えるでしょう。


もっと詳しくタオバオや中国ECについて知りたい!という方はコチラ→中国ECをもっと詳しく!


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自宅に居ながら世界各国の商品を閲覧・購入することができるプラットフォームがタオバオ内にもあります。

その名も “全球购” (quan2 qiu2 gou4)。

“全球”とは地球全体(=世界各地)、“购”は購入(=買い物)を意味しています。
100%全て海外商品、100%全て認証店をキャッチフレーズにかかげ、信用性をアピールしています。

この中には、アメリカ店、フランス店、イタリア店、
イギリス店、ドイツ店、日本店、韓国店、中国・香港店などがあり、
それぞれ各国の商品が陳列されています。

例えばアメリカ店
COACHGUESSVictoria’s SecretLEVI’S など、
30以上のブランド商品をそれぞれまとめて検索することができます。

日本店だと、アシックスキヤノンカシオ など、
やはり30以上のブランド商品の検索が可能。

国ごとの商品検索に加えて、ファッション、ベビー用品、美容化粧品など
商品カテゴリでの検索も可能です。

海外ブランド商品に興味がある人たちが多いからこそ、
タオバオもプラットフォームを作ってユーザーの便利性を図っているのだと言えます。

日本ブランドにもさらに頑張ってもらい、日本店をさらに盛り上げていってもらいたいですね。

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タオバオで、 店之宝评选”というものが開催されるというニュースが発表 されました。


店之宝评选とは、意訳すると自慢の商品コンテスト、といったところでしょうか。
要は、自分の店舗にある特色のある商品を出品するというものです。

このニュース内ですでに出品されている商品はどれも非常に特色のある商品ばかり。

种出来的鱼(土から生まれる魚)、没有叶子的风扇(羽の無い扇風機)、
下雨天会变色的雨伞(雨が降ると色が変わる雨傘)などなど。

このコンテストが開催された背景には、タオバオ消費者の需要の変化があります。

ニュースによると、タオバオがスタートした当初の消費者は
タオバオに対して “安さ”(=淘便宜)を求めていましたが、
2008年頃になるとそれが“便利さ”(=淘方便)に変化したとしています。

特に80后(バーリンホウ)と呼ばれている80年代以降に生まれた若者たちが
生活に必要な物はほぼ全てネットで購入するようになり、
俗に言う“宅男宅女”(外に遊びに出ず、自宅にこもる男女のこと)を生みだしたことからも、
これは事実であると言えるでしょう。

そしてこの需要が次は“個性”(=淘个性)に変化するはずだとタオバオは伝えています。

これには、80后に続く世代の90后(ジウリンホウ)の台頭が大きく影響しています。
彼らは基本的にこれまでの伝統や歴史にあまり興味が無く、
他とは違う自分だけのものを求める傾向が強いようです。

また、商品が“良い”か“悪い”かではなく、自分が“好き”か“嫌い”かを重視します。
その為、多くの人が所持している有名ブランドには反応を示さないことも多いようです。

このような背景があり今回のコンテスト開催が決まったようなのですが、
このニュースに対するコメントを見ていると
基本的には賛同や個々の意見を主張する声が多い中で、
「コンテストに出品されている商品は個性的というよりも不可思議な商品が多いね」
といった冷めた目で見ている消費者も中にはいました。

いずれにしても、これからの中国EC市場の消費は80后、90后が主力となっていきますので、
彼らの動向には常に注意を払っていく必要があると再認識させられる記事ですね。


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タオバオモールの中に、“品牌旗舰店” というページがあります。

品牌(ピンパイ)とはブランドと言う意味の中国語です。
有名なブランドも無名なブランドも、全て“品牌”です。
ちなみに有名ブランドのことは“名牌”(ミンパイ)と言います。

このタオバオモール内の品牌旗舰店には、モールに出店しているブランドが集結しています。
要は、ブランド商品はここに来ればすぐに見つかりますよ、というページですね。

メーカーもの、ブランドものといった品質の高い商品が欲しいと思う消費者が
頻繁に利用しているようです。
カテゴリごとにも分かれているので探しやすくなっていますし、
売れ筋ブランドのランキングもあります。

ちなみに2011年6月12日時点での月間売上量ランキング一位は、
“韩都衣舍” という韓国のカジュアル女性服を取り扱った旗艦店で、
月間での売上量はなんと219,266点です。

価格は50元~300元程度。
平均消費が100元程度だとして、
単純計算で月間およそ2,200万元(約2億8,000万円)程度の売上ということになりますから驚異的ですね。

ランキングに入っている他のブランドを見ても、軒並み10万点以上の売上量。
トップ10の中で1つだけ、2位になっている城市服务だけ違いますが、
その他は主にアパレルと化粧品でトップ10が占められています。

このうち日系ブランドは8位に入っているユニクロのみ。
まだまだこれではさびしい限りですが、これからの日系ブランド勢の奮起に期待したいです。


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中国での商売には決済に対する不安が常に付きまといます。

商品もしくはサービスを提供したが、
商品やサービスの受け手がなかなか支払いをしない、もしくは支払いを拒否するといったケースは
減少してきてはいるもののいまだに頻繁に発生する問題です。
中国におけるネットショッピングでも同様の問題は存在していました。

そこへ登場したのが、エスクロー決済という決済方法です。

この決済方法は、買い手と売り手の間に第三者が入るというもので、
買い手にも売り手にも安心できるシステムです。

中国で一番有名なのはアリペイ という決済システム。
これは中国EC全体の決済額の約50%を占めていると言われています。

アリペイにおける決済の流れ では、まず消費者がタオバオで買い物 をすると、
消費者のアリペイ口座にある金額のうち購入すると決めた商品分の金額が凍結 されます。

凍結完了後、店舗は商品を発送。
商品が消費者の手元に届いたのち受取確認 をすると、
凍結されていた金額が店舗側の口座に振り込まれるという形になっています。

仮に消費者が受取確認をし忘れていた場合は、
店舗が商品を発送した日から15日が過ぎると自動的に消費者のアリペイ口座で
凍結されていた金額が店舗側に振り込まれる仕組みになっています。

このような決済システムの登場が、金銭のやり取りに対する店舗と消費者双方の不安を払しょくし、
中国EC市場をここまで大きくした要因の一つであると言えるでしょうね。


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