今年の1月にこのブログ内で、
「タオバオから偽物が無くなる?」と「タオバオが偽物を攻撃!」という記事で、
タオバオが知的財産権を侵害している商品の調査と整理を始め、
2010年の段階で1,400万件以上のが処罰されたと書きました。

この活動は現在でも続いており、
7月19日にタオバオ内で発表された、
淘宝网络维权体系升级 上半年处理侵权信息4700万条という記事内で、
タオバオにおけるニセモノ処罰の体制が更にアップグレードし、
効果を上げていると伝えています。

この制度は、商品購入履歴や返品履歴などから商品を選び、
それを国が定める機関にて検査するという形の調査方法のようです。

これにより、2011年1月から6月までの間に、
4,700万件もの情報(商品自体や商品に関する記載内容)が処罰を受けたそうです。

さらに、タオバオ内におけるニセモノや知的財産権侵害商品への罰則も強化されており、
タオバオが本気でサイトの健全化を狙っていることが伺えます。

そういえば2009年に広州で行われたアリババ主催のネット商品交易会にて、
総裁の馬雲(ジャック・マー)が、
「中国にはまだ本当の意味で成功したネットモールは無い。これからネットで成功するのは、消費者視点のCtoBの概念で考えられるところだ。※意訳」
と語っていたことを思い出します。

要はプロダクトアウトではなくマーケットイン、カスタマーインの視点へ、ということですが、
消費者にとって安全な買い物環境を整えてあげることは、
タオバオのようなサイト運営側からするとマーケットイン、カスタマーインの為に最も重要なタスクの一つだと言えますね。

これから先の半年間で、タオバオが更にどのような変化を遂げるのかが非常に楽しみです。


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今日、上海のカルフールでバナナを買いました。
500gで5.8元(1元=12.6元)です。

ここ数カ月、上海のCPIはずっと上昇し続けているので、
当然バナナの値段も上がっています。

筆者の記憶だと、ほんの1,2年前までは500gで3元程度だったはず。
上海のみならず中国の各地域でこのような物価の上昇は起こっており、
社会的な問題として扱われています。

ところが、中国でも有数のバナナの名産地として名高い海南地域のバナナの価格が
大幅に下落
しているそうなのです。

記事によると、一時は1kgで7.6元まで達したバナナの価格が、
6月には1kg0.3元にまで落ち込んだようです。

これは去年の冬が例年以上に冷え込みが影響して
通常よりも市場にバナナが出回るのが2か月程度遅れた為だとのこと。

これにより海南地域の95%のバナナ農家が赤字となり、
中には1,200万元もの損失を出した農家もあったと記事では伝えています。

こんな危機的な状況を何とかしようとタオバオ内で始まったのが
“聚蕉行动(ju4 jiao1 xing2 dong4)” という活動です。

簡単に言うと、タオバオ内でバナナを共同購入しよう、というものです。

すでに2回目の活動となっており、
1回目で3万人以上の人が参加して175トンものバナナが購入されたのに続き、
今回はすでに北京、上海、広州、深セン、成都、武漢、長沙、寧波の8都市で
1,000トンものバナナの注文が入っているそうです。

この記事はタオバオ内で書き込まれていたもので、
すでに16万人以上が閲読。

今後さらに動きがあれば、また新たな書き込みがあるでしょうね。

タオバオ内で巻き起こった、いわば慈善活動の2回目がどのような結果になるのか、
今後どのような展開となるのか。

今までに例の無いケースなので非常に興味深いニュースです。


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上海の夏は暑いです。
亜熱帯の湿潤季節風気候に属していて四季が分かれているのですが、
春と秋は日本と比べると短く夏と冬が長いのが特徴です。

暑いのが苦手な筆者は毎年この季節になると、
どのようにこの過ごしにくい季節をしのぐか色々と対策を練るのが習慣となっています。

何か良い商品は無いかとタオバオで探していたところ、ありました。

UNIQLOの SILKY DRY

日本でも“夏の最強インナー”と謳っていますが、
中国でも“夏季最强内衣(xia4 ji4 zui4 qiang2 nei4 yi1)”
という謳い文句で売っているようですね。

中国では“SILKY 快干内衣(kuai4 gan1 nei4 yi1)”と表記しています。
物がシンプルなので、表現の仕方は日本も中国も全く一緒です(UNIQLO日本サイト )。

日本と同様、シャツだけでなくパンツも売っていますね。
価格もほとんど変わりありません(日本:990円、中国:79元※1元=12.6円)。

ただ、今中国では割引をしていて、
25~40%OFFの価格で販売しています(2011年7月21日まで)ので、早速購入することにします。

実際の売れ行きに関しては、一番売れているものが3ヵ月間で2828着(2011年7月17日時点)。
この夏スタートしたばかりにしては、そこそこ検討しているといったところでしょうか。

ただ、ヒートテックも中国で大人気となった例もあるので、
これからさらに気温が上がるに従って爆発しないとも限りませんね。

引き続き注目していきたい商品です。


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タオバオでゼロからクラウンへ 
~タオバオバイヤーの経験談 第6回の続き~


店舗デザイン、商品の見せ方、宣伝などで工夫をこらしてきた楊さん。

最後に挙げたのは、カスタマーサービスについてです。

特にユーザーが実際に手にする商品の質には最も気を配り、
他店で売っている同様の商品を購入しては一つ一つ検証していき、
更に自分たちの商品品質を上げていったそうです。

品質を上げたことでコストも若干上がったようで、
最初は料金面で流出してしまっていた消費者もいたとのこと。

それでも楊さんは高品質高価格路線を続けていきます。

この路線は大変だったようですが、
消費者一人ひとりに対して真摯に対応することで
徐々に顧客層を増やしていったようです。

タオバオ開店から1年。楊さんたちは借金を全て返済し、新しい部屋を購入。
そして自分たちのオフィスと社員を持つまでになったようです。

毎月の売上は安定して10万元を超えているとのこと。

全くのゼロからのスタートでも
タオバオでの成功は可能だということを教えてくれる貴重な共有ですね。

まとめると、タオバオに必要なのは、
1.安定した心の状態=集中できる環境、2.消費者目線での店舗デザインと商品の紹介、
3.時間と労力を惜しまない商品宣伝、4.高い商品品質の維持、
5.粘り強い消費者への説明 の5つであると言えるでしょう。

タオバオ市場は確かにドル箱だと言えますが、
開店するだけでは成功はできません。
成功する為には相応の努力が必要だということを再認識させられますね。


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タオバオでゼロからクラウンへ 
~タオバオバイヤーの経験談 第5回の続き~


淘宝论坛(淘宝BBS)淘宝大学 へ通い、タオバオで売れる為の技術を学んだ後、
サイトをリニューアルした楊さん。

リニューアル後、訪問者は増えたものの、
実際に購入してくれる人はあまり多くなかったそうです。

ある人は、信用度が足りない為に売れないのだと言い、
楊さんの店舗の信用度を偽造(刷钻※)するように勧めますが、
楊さんは一歩一歩着実に進む道を選びます。

前述の豪さんの勧めもあり、
楊さんは消費者保障への申請と宣伝強化することに決めます。

開店当初は費用も多く使えないこともあり
無料で宣伝ができる方法を多く試したそうですが、
その中でも特に効果的だったのが書き込み(发帖)だったようです。

初めて書き込んだ≪我在淘宝开店三年终于有人来买我的宝贝了!
(タオバオ開店して3年でようやく商品を買ってもらえた!)≫の効果が高く、
1日で100個以上のIPを得ることができ、商品も多く買ってもらえたようです。

その後も楊さんは書き込みを続け、
タオバオ内でも注目の書き込みとして取り上げられることも増えたことにより
順調に売り上げを伸ばしていきました。

楊さんは書き込みが注目される為の秘訣を、
“テーマ選び”と“書き込む場所の選択”であるとしています。

ユーザーが気になっている話題を選んで、
適切な場所に書き込むというのはどこの世界でも共通の常套手段のようですね。

この他に楊さんは、
直通車(PPC広告)、淘客(共有・紹介、alimamaを使用した宣伝)、
钻石展位(インプレッション課金型広告)などの宣伝手段も利用。

これらの手段はかなり費用を使うと言われていますが、
楊さんの場合は直通車の1日の費用は100元未満だそうです。

これは比較的安価で効果が出せた例だと言えるでしょうね。


・・・続く


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