青島&コブラの『月刊 お笑い・エンタメ時評!!!』 第三十六回
~~祝3周年記念企画! 「カントリー娘。」特集~~
と題しまして、放送開始から三周年となります、記念の特集として、「カントリー娘。」を特集いたします。
今回の特集に関しましては、別項にて解説いたしたく存じます。よろしくお願い申し上げます。
先月から始まった、このコーナー。
尾 形 降 臨 !
今週のはーちんこと、尾形春水(はるな)ちゃんは、ラジオやってたら、まーちゃん先輩襲来というという受難の一巻き……。
モーニング娘。の層の厚さを肌で感じ取ったと思います。17年の歴史は只者ではない証拠。
這えば立て立てば歩めの親心。
頑張れ。はーちん!
そして、今回もやりまっせ!
月刊佐藤優樹 マンスリーまーちゃん!
今回のまーちゃんは、またまたラジオ日本で絶賛放送中の『モーニング娘。'15のモーニング女学院~~放課後ミーティング~~』において発覚された、まーちゃんの特異な才能がなんか凄すぎる件について。
※4分5秒あたりから。
なんと、作曲までこなしてしまうとか?!
↑こんな感じのやつで?? (;・∀・)
にわかには信じられませんが、小田ちゃんが「打ち込み」や「こっちを上げて、こっちを下げる」といっているので、まず間違いなくDTMのことだ思います。
こんなことはできるのに、「み」と「ま」の区別はいまだにできない、まーちゃん……。
才能ひとつだけでアイドル界を突っ切るまーちゃん。
「ひのきのぼう」一本で竜王の城に挑むまーちゃん。
カッコ良すぎか!!(笑)
これからも付いていきます!(^^;)
《今回のトピックス》
・ハロープロジェクトの2015冬のコンサートツアー、福岡公演『DANCE MODE』の様子をレポート。
アクロバットやら、客席降臨やら、シルクドソレイユも真っ青なエンターテインメント作品に進化していました。
・今年も、パシフィコ横浜にて「ハロープロジェクト ひなフェス2015」を開催。
現場に行けば楽しいに決まっているのでしょうが、毎年、このおもしろ動画を見るだけで終始してしまいます。(笑)
浜ちゃんは今年でハロプロの正規メンバーになるので、来年からは小野田少尉が仕切るのかな?
※ハロプロ研修生の小野田紗栞(さおり) ニックネームは「少尉」。(笑)
・モーニング娘。が、アニメ『プリキュア』映画版の主題歌『イマココカラ』を歌うことが決定。
4月15日発売のシングルに含まれ、これでトリプルA面シングルとなりました。
ほかの二曲はつんく♂プロデュースになるとのことで、病状が思いやられておりましたので、非常に楽しみに致しております。
それにしても「青春小僧」というフレーズは、またまた斜め上なタイトルですね。(^^;)
わたくし、だいぶん前に
初電車夕日の座る座席かな
という句を作ったのですが、直截の師である伍藤暉之氏に
初電車夕日童子の座席あり
と添削されて、びっくりしたことがあります。「夕日童子」って!?(;・∀・)
「青春小僧」はそれに匹敵する斜め上ですよ。(笑)
歌衣装がこれらしいので、より一層わからなくなっています。(笑)
とりあえず、期待して待ちます。
・Berryz工房のラストコンサート、3月3日の公演が、BSスカパー!にて、生中継が決定!
去年のモーニング娘。道重さゆみの次用コンサートに続き、二回目。
4Kでの中継もあるそうで、4K対応テレビなら、いつもよりもくっきりしたBerryz工房が観られます。
しっかし、高いな~。(^^;)
なんなの、この値段の高さ。これで観たら、熊井ちゃんの身長が3メートルくらいに見えるの? (笑)
そんなわけないでしょ! もーッ!!
※参照※ 身長をいじられまくる熊井ちゃん (五七五)
・℃-uteのシングルが、史上初のトリプルA面に!
テレビ朝日系『musicるTV』での、湘南乃風のメンバー・SHOCK EYEさん主導で℃-uteへの楽曲提供の企画として進んでいた『作家塾』にて、作曲が熟成のKOUGAさんに、作詞がSHOCK EYEさん本人が務めることとなりました。
ちょっと歌詞が「絆」や「仲間」や「奇跡」といった、J-POPでは非常に使われている言葉で構成されているのが気になります。
- すべてのJ-POPはパクリである (~現代ポップス論考)/扶桑社
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この著作の中にもあるとおり、J POPの楽曲は、ある一定のステレオタイプができていて、これを組み直すだけで『オリジナル』ができると。
なので、ある程度の抵触は仕方ないものの、ここまで漆を塗るように注ぎ込まれたものが、果たして新鮮な響きとなるかは、今のところ疑問が多いです。
『次の角を曲がれ』は、中島卓偉作詞作曲。自身のアルバム曲のカバーとなり、アンジュルム『大器晩成』に引き続く形となりました。なかなかの評判だとか。
『The Middle Management~女性中間管理職~」』は、作詞をつんく♂が担当するそうで、『The Power』→『THE FUTURE』ときてのこれですから、前の二つは相当な振りだったと。かっこいい曲というので、いつものタイトルとギャップに期待ですね。(笑)
・Juice=Juiceが、五月に中野サンプラザと大阪NHKホールでのコンサートが決定!
新ユニットが続々誕生して、宙に浮いたような感じになったJuice=Juiceですが、これを機会に更なる飛躍をかまして、アイドル界でも一目置かれるような存在になってほしいです。
・モーニング娘。'14、道重さゆみの卒業コンサートBDの特典映像が豪華!
やっぱり、ブルーレイで買ったほうがよかったんですよ~。
・モーニング娘。シングルクリップ集の第八集の特典映像が豪華すぎる!
- 映像ザ・モーニング娘。8~シングルMクリップス~ [Blu-ray]/モーニング娘。’14
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特典の振付解説ビデオが本格的過ぎて洟が出ました。(笑) ちゃんと場位置を示す番号があって、カウント練習から楽曲練習まで詳しくしようかい。
振付師のYOSHIKO先生へのインタビュー(鞘師と石田が担当)や、鞘師と石田によるポイント講座もあって、素晴らしいものでした。
やっぱり、ブルーレイで買ってよかったわー。(笑)
・洋泉社刊『アイドル最前線2015』を批評。
AKB系に偏重しがちなアイドル雑誌業界において、きちんと「アイドルとしてあるべき姿は、何が正解か」をよく踏まえ、その上で取り上げるべきアイドルを公平に選び取り、適宜に批評を加えるあたり、本当に信用のおける雑誌。これが年に一回の発売ということが非常に残念です。
・ハロプロ系アイドル出演のテレビ番組を批評。
日本テレビ系『有吉反省会』のANGERME・和田彩花ちゃんと、フジテレビ系『オサレモン』の℃-ute岡井千聖ちゃん、日本テレビ系『音楽龍』のBitter & Sweet、日本テレビ『未来シアター』のJuice=Juiceメインどころ。
あやちょの不器用さはバラエティ番組ではネックになってきますよね。
あと、ボイストレーナーの菅井先生が元気そうでなにより。(笑)
・ハロプロ系アイドルの登場した雑誌のレビュー。
もうAKBへの偏重やめません? (x_x;)
・R-1グランプリ2015が開催。優勝は、じゅんいちダビッドソン。
個人的には、厚切りジェイソンが気になりました。(笑)
・フジテレビ系で放送された、ドラマ『黒い看護婦』が監督に無断で編集されたようで……。
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上記を原作としたフジテレビ系で放送の二時間ドラマ。福岡県久留米市で実際にあった保険金殺人事件をもとに、大竹しのぶ主演でドラマ化されました。それ自体は大変面白かったのですが、エンドロールもなく、あっけない終わり方だったもので、首を傾げていたんです。
それが、監督の平山秀幸さんのもとに、制作会社から編集して短縮するように要請があったとのこと。人間の機微を描きたかった監督はこれを辞退。結局、テレビ局側が短縮し、クレジットを外して放送した、とのこと。
平山監督といえば、わたくしの中では、映画『必死剣 鳥刺し』の監督ですね。
わたくしの中では、後世に残したい時代劇映画ベスト10の一つには絶対に入ります。
ドラマの制作現場って改めて大変だなーと。まー、映画のほうも制作会社と監督との間でのケンカって絶えないんでしょうけど、テレビ業界だとテレビ側のほうが強いのかな?
・2月歌舞伎座大歌舞伎、昼の部を観てきました!
舞台に関しては、ほぼ文句なし。でも、歌舞伎座にもいるのね。DQNなヲタが。(~_~;)
(本日の百八軒レコメンド!)
今月、わたくしが購いましたCDの中から、おすすめの曲をご紹介いたします!
一曲目。
ANGERME 『大器晩成』
中島卓偉作詞作曲のスカコア曲を、つんく♂作品で敏腕をふるう編曲家・鈴木俊介さんによってよりファンクに研ぎ澄まされた至高の一品。
病床のつんく♂さんから「より俺っぽいものにしてくれ」という要望もあったという、曰くつき。
間違いなく、この曲が今年のハロプロ楽曲大賞の上位有力候補になることは間違いないでしょう。
ANGERME 『乙女の逆襲』
あわせて、両A面のこの曲も紹介。
Juice=Juice・宮本佳林がソロで歌った『コピンクス』の作詞に当たった児玉雨子さんと、TOKYO No.1 SOUL SETの川辺ヒロシさん作曲。元電気グルーヴのCMJKさんという豪華メンバーからなる渾身の一曲。
レコーディングの模様は、YouTubeで『Music +』と検索すれば、両曲のレコーディング風景が見られます。
二曲目。
Negicco『サンシャイン日本海』
アルバムの中から一曲。といってもシングルの一曲ですが。(笑)
とてもいいアルバムでした。正統派渋谷系が何とこんなところで息づいているとは。
アイドルは年齢で区切れないんだということを身をもって証明して見せた貴重な人たちです。
「アイドル10年やってられないでしょう?」とか言っている人たちに聞かせてやりたいです。
女性でも三十路間近でアイドルできるんだぞ、というところを。
三曲目。
Bitter & Sweet 『恋心』
きっちりとした三度ハモが心地よい、Bitter & Sweetらしい一曲。
茶髪の長谷川萌美ちゃんは、今、声が出しづらくなっているつんく♂さんの代わりに楽曲の仮歌を担当しているそうです。
田崎あさひちゃんは、このMVのために自転車の練習を積んだようで。その様子が公式動画でアップされています。
惚れてまうやろ!! (///∇//)
四曲目
清竜人25 「Will♡You♡Marry♡Me?」
先月紹介できませんでしたので、とりあえずここで紹介します。
一応、ジャンルとしてはアイドルソングなんですよね。これ。(笑)
アイドルソング番組を有料チャンネルで見ていて、突然これが来たものだからびっくりしました。 でも、曲がいいから問題なし!(笑)
ひとり、元ハロプロ研修生の金子○えちゃんみたいな人がいますが、別人ですので、念のため。(^^;)
ご視聴の際は、ねとらじのホームページへアクセス→右上の「番組検索」から「青島玄武」と入力→「play」をクリックで、iTunesやWindowsメディアプレイヤーなどが自動的に立ち上がり、ご視聴いただけるようになります。
今回も、わが朋友にして、心の相棒。昭和プロレスライターにして、ブログ『コブラ塾』塾長・コブラさんと一緒にお送りいたします。
何卒宜しくお願い申し上げます。