今日は、
阪神淡路大震災から28年目。
奇しくも震災の犠牲となり、
亡くなられた方々のご冥福を
お祈りいたします。
私の父方の兄弟で叔父・伯母が
神戸に住んでおり、その子供の
従兄弟達も神戸に住んでいました。
また、
父の従兄弟が淡路島に住んでおり
皆、幸いに運よく震災の犠牲に
巻き込まれる事なく無事でした
それぞれに家屋の損傷はあり、
家財は散乱したとの事ですが、
何れも深刻な損害は
無かったそうで安心した事を
今も鮮明に覚えてます。
当時、私は職場で勤務しており
まだ暗い早朝の宿直室に居て
かなりの揺れ（震度5）で
飛び起きた記憶があります
私の地域は神戸から直線距離に
して200km無い位の所ですが
その後のテレビ放送で知った
神戸の震災状況は悲惨な
惨状でした。
東北大震災は犠牲者、災害規模
共に阪神淡路大震災を上回る
ものでしたね。
人間にとって地震ほど
怖いものは無いと思う
自然災害で、
雷、台風、大雨、などは
気象予報である程度予測し
避難行動できますが
地震だけは予測・規模とも
不可能です。
“災害は忘れた頃にやって来る”
以下は、福島原発事故に関して
自論をだらだらと述べていますので
興味の無い方は
スルー して下さいませ。。
私の仕事は、国交省・県・市から
委託された災害に備えた多くの
施設を維持管理・保全・運転業務を
受託していた会社に約40年勤務して
いました。
そんな経験から思う事は
人間の英知を持っても防げ
なかった “福島原発事故”。
明らかに
人災事故です
。
設計施工を許可した
国にも責任がある
福島原発はアメリカの某会社に
よって設計建設された原発です。
この原発事故の主要因は、
非常用発電設備を地下に設置し
津波の影響を受ける場所に有った
からなのだ！！
ハリケーンが多発するアメリカ。
その被害を避けるために地下に
非常用発電設備を設ける癖が
有ったのだろう。
知らんけど！！
ここはアメリカじゃない日本だ！！
地震の多い島国 “日本”
原発は大量の冷却水を必要と
する為、海岸間近に設置して
います。
当然、地震津波の影響を考慮
しなくてはいけない。
過去に遥か遠い南米チリ地震の
影響で三陸海岸に津波が到達
した事例もある。
原発は他の発電施設とは比べ物
にならない危険施設です。
工程に沿って順次起動し、
停止行程を経ないと
即、災害に至ります。
この起動・停止行程を行う
制御システム、設備補機を
動かす為の電力供給が重要！。
これ大事！！（経験上）
その電力を停電時に補うのは
非常用発電機設備なのです。
福島原発ではこの
非常用発電機設備が津波により
水没したのです。
（常識的にあり得ない事です。）
その結果、
地震と津波により、
制御システムは緊急停止行程に
入ろうとするが、
如何せん非常用発電設備が水没で
死んでおり、設備補機を動かす
為の電力が無い！
制御システムは蓄電池システムに
より数時間は持つのが通常仕様。
なので、
状況把握はしばらくは
中央制御室で監視・確認できる。
福島原発事故は、
この非常用発電機設備が水没した
事により通常の停止行程が
なされず暴走したのだ
蒸気タービンを回して発電機を
動かす為の高温の水蒸気を作る
原子炉の冷却水も供給水も
除外設備なども動かない末路は
爆発だ！
この事故を教訓に我が地方の
原発の非常用発電機設備の
設置場所が高台へと移設された。
現役時代に
受託の機械設備・電気設備
制御設備を数多く見て管理
してきて思う事は、
設備設計は必ずしも現場の諸々の
環境を考慮して設計建設して
いないという事。
机上の設計だったり、
コピーペーストされた建設
だったりと現地環境と乖離して
矛盾しており、
政治がらみ、利権などの影響で
設置された設備に
現役時代は随分と泣かされました
まさに
“長いものには巻かれろ”
状態で耐えていましたヨ。。。。
🙇♂️🙇♂️ END 🙇♂️🙇♂️
20日の “大寒”を待ってました
と、ばかりに今季最強の寒波到来
予報です。
そんな中、近所の寺院にある
紅花梅🌸（八重咲き）が
咲き始めており、
春近しと感じました。
昨年関連記事
まだまだ、
寒さ・積雪の多い真っ只中に
なりますが
体調良く過ごせますように
ととりと共に祈っております。
約束の空に願いを込めて
ととりへ
