3/14のアップデートから劉邦伝(下)が追加。
今回も演義早期クリアの報酬はなし!やめたんですかね…
ところで司馬懿伝マダー?
※ここから下には劉邦伝(下)のネタバレが含まれます。
まだクリアしてない方はみないことを推奨します。
使用可能武将は劉邦の牌にいる武将全員。
主人公の高祖劉邦。上から引き続き樊噲、周勃、曹参、夏侯嬰、蕭何、灌嬰、王陵。
そして項羽の元から劉邦の元へ逃れてきた韓信。韓王が項羽に殺され復讐を誓う張良。
韓信と同じく項羽の元から逃れてきた陳平。劉邦の夫人呂雉。
終盤でようやく操作できる彭越。
計13人で今回の演義は進んでいきます。
劉邦伝は全15戦。
1、好畤の戦い
紀元前207年、劉邦と項羽は秦を討ち滅ぼした。その後劉邦は漢中へ赴任、数か月し劉邦は無事に漢中を治めていた。
ある日、蕭何の元に夏侯嬰が訪ねてきた。夏侯嬰は怪しい男を捕らえ、その男が持っていた書物を調べてほしいという。中を開くとそれは兵法書で、優れた人物が書いたとわかるや蕭何はその人物に会うことにした。彼は韓信、元々は項羽の元にいたが項羽が英雄で、劉邦は凡人だから仕えたいと言い出す。英雄は他人の助けを必要とせず、劉邦は凡人だから助けを必要とするから劉邦に仕えると…。韓信は大軍を率いて助けになるというが、蕭何は韓信を見定めてから大将軍に推挙すると約束し蕭何の元で働くことになった。
その頃范増は項羽の元に戻ってきており、義帝がごねたが動くことを決意したという。しかし項羽は自分が見つけ出した背いたことが気に入らなかったため、始末することを決意。范増の反対を押し切り陳平に命じ英布に始末する書面を送る。そしてまた范増の反対を押し切り章邯達を守備に残し自らは彭城へ帰還した。
そのころ韓信は蕭何の元で仕事をしていたが来る日も来る日も雑用ばかり。ついに韓信は脱走し、それを聞いた蕭何は殺してでも捕らえるように言う。山道で韓信を見つけたため蕭何も向かい、話し合うことにした。韓信は大将軍でなければ漢へ戻らないと言い、蕭何も今韓信を他国に走らせれば必ず憂いとなることはわかっていた。蕭何は明日劉邦に直々に韓信を推薦すると言い、あくる日蕭何は劉邦に面会した。劉邦も最初は迷ったが、蕭何に説得され儀式を行い正式に任命することにした。
後日、韓信は大将軍に任命されたがこの異例の抜擢に諸将への不満は募った。中でも沛から苦楽を共にした樊噲は不満をぶちまけるが、韓信は大軍を率いる器ではないと一蹴する。韓信は山道を焼き払ったが、陳倉に続く抜け道があるため山道を修復しているふりをしつつ陳倉を通るという作戦に出た。章邯達は工事に目が行っていたため陳倉襲撃を警戒しておらず陳倉に貯蔵していた物資の強奪に成功、この報告を受けた章邯達は好畤で劉邦軍と激突。韓信は樊噲を囮にし森や山から曹参、灌嬰の火計で見事勝利をおさめた。
2、高奴の戦い
その頃韓王であった韓成を呼び出し、函谷関で援軍を寄越さなかったことを問い詰めていた。そしてついに項羽は韓王を処断、これを聞いた張良は丁重に弔い項羽への復讐を誓うのであった…
一方勝利を収めた劉邦達は次の作戦を練っており、章邯が廃丘に退いたため水攻めを考えていた。
そしてまた、項羽は虞と二人だけで話しをし項羽は虞を気に入った。項羽は范増の元に行き、虞と結婚したい旨を伝え二人の婚姻は成立した。その頃義帝は英布に始末されて、その遺体は川に捨てられたが近くの村民が丁重に埋葬していた…
一方劉邦は水攻めの手筈が整いつつあったが、劉邦は故郷に残してきた家族が心配だった。それを聞いた王陵は劉邦の家族を救うべく単身沛へむかった。王陵には勝算があった、かつて沛の者達をまとめ上げていたこともあり声をかければ単身で行っても途中で協力してくれる仲間を集められると思ったからだ。
その後韓信は水攻めを行い章邯は自害、廃丘は陥落した。次に劉邦達は高奴で董翳軍と激突、先陣は樊噲で機動力を活かし周勃と夏侯嬰は敵陣の側面を突き見事勝利を収めた。
3、檪陽の戦い
董翳は捕らえられたが、劉邦はなんとか説得に成功する。残る司馬欣を董翳配下の李芝を使わして説得させるがこれを拒否し李芝を牢に入れて徹底抗戦の姿勢を貫く。その頃韓信は対司馬欣の作戦を考えており、灌嬰に偽の降伏をさせて手土産として董翳を連れて行く。これに油断しきった司馬欣だったが、韓信の策通りになったため灌嬰は内から、劉邦達は外から同時に攻撃、司馬欣は抵抗するも樊噲の説得により降伏を決意したのだった。
4、沛県脱出戦
司馬欣は降伏を決意し、劉邦は今まで通り治めるよう命じる。劉邦は今回第一の功である韓信に褒美を与えようとするが、韓信は樊噲にこれを譲ってしまう。その夜、蒯徹という者が訪ねてきた。彼の話が少し今日深いと思い、韓信は彼を手元に置いておくことにした…
その後劉邦は進軍し張良と再会する。劉邦は張良から韓王が項羽の手にかかり死、再び劉邦の元で戦うことにしたのであった。張良は今すぐ項羽が攻めてこないように、偽りの檄文を作り斉の田栄に注意をそらすことにした。田栄は兼ねてから項羽に対し反旗を翻していたため、項羽としても早めに取り除いておきたいと思ったいた。しかし范増は劉邦の家族を利用しようと動き出していた…
劉邦は項羽が斉に進軍したと聞き、時間は稼ぐことに成功した。東に進軍する前に殷、西魏を説得する必要があると考えた韓信と張良はそれぞれ説得にむかうのだった。張良は西魏の魏豹を説得、殷は韓信が包囲し項羽に援軍を要請する。季布は急いで駆けつけるもすでに殷は降伏、季布は戦わずして戻ってきて項羽から怒りを買う。陳平はこれを諫めるも項羽は陳平が都合のいいときしか口を開かない男だと軽視していたため今日限りで官職を解くと言う…。大勢の前で恥をかかされたこともあり、劉邦の元に走ることにした…
その頃王陵は沛までたどり着いており、劉邦と呂雉の家族を助けにきたのだった。なお兄嫁はリストにはなかった模様(あ…)
王陵達は沛からの脱出を始めるが英布の追手が現れてしまう。さらに前方には狼や熊…どうするべきかと悩んでいると劉邦の元へ向かおうとしていた陳平に助けられる。しかし後方からはさらに鍾離眜の軍…しかしこちらにも周勃と夏侯嬰が援軍に駆けつけなんとか劉邦家族は逃げ切ることに成功する。
ここから呂雉、陳平が使用可能。なおここでは英布、鍾離眜はいくら倒しても復活するので素直に逃げましょう。
5、睢水大戦
沛から劉邦の元まで脱出した王陵は家族の無事を伝え陳平のことを紹介する。張良からも推薦があり、陳平は以前と同じ官職に就くことになった。陳平は劉邦が自分をあっさりと受け入れてくれるのはなぜか問うと、張良は自分にとって師の様な存在、その師は自分に間違ったことは教えないという信頼関係から来ているという。話を終え劉邦達は家族と再会、呂雉はもう離れたくないという。
その頃項羽は劉邦の家族を逃がしてしまった英布、鍾離眜を叱りつけた。これが英布が君主として顔を合わせるのは最後だった…。范増にたしなめられ今後はもう少し考えると言うが…。そして范増は劉邦の家族を連れて行った王陵には老いた母親がいるため、利用できるかもしれないと吹き込んでいた。
一方で劉邦の元には張耳という男が訪ねてきていた。張耳はかつて劉邦の面倒を見てくれた人物で、項羽によって王の位を得たが、最近の蛮行を見て劉邦に着くことにしたという。
そして劉邦の元に多くの人が集まり、今や56万の大軍となっていた。劉邦は今こそ項羽を討つ時だと言うが、韓信と張良は反対だった。しかし劉邦はその反対を押し切り進軍を開始、韓信は万が一に備え咸陽に残り兵馬の訓練を、張良は韓王の孫を保護するため一時陣営を離れることにした。
空席の大将軍の座を魏豹に与え進軍、劉邦は彭城を攻略。その頃項羽は田栄を討ったが一族の反乱があったためまだ戻れないでいた。項羽は英布に彭城の援軍を行くように命じるが、病気を理由にこれを拒否。劉邦は彭城を陥落させるが、金品を強奪するわ酒と女に溺れもはや正規軍とは思えない状態であった…。韓信が作った決まりも本人が居なければ何の意味も成さないのだった…
虞はなんとか項羽の元に逃れ、彭城が落ちたと聞き斉は鍾離眜に任せ僅か三万で彭城奪還にむかったのだった。劉邦達は大軍だったが、項羽の強さは並外れた物であり諸将は散り散りになって逃げるしかなかった…
間違いなく劉邦伝(下)の難所の一つ。戦闘開始時に項羽達にバフがかかる、友軍が役に立たない、友軍がやられる度こちらにデバフがかかる、極限だと印獲得が項羽の退却…
6、荊襄の戦い
彭城から脱出した劉邦。董翳、司馬欣は降伏し家族は捕らえられてしまう。丁公に追いつかれるも劉邦の特技こと命乞いでなんとか見逃してもらう(ひっでぇ天下人)
劉邦はなんとか農民の家で一晩お世話になる。そこでであった娘は後の第二夫人のになるのであった…
劉邦はなんとか夏侯嬰と合流し、夏侯嬰は息子と娘を助け出していた。馬車に乗り逃げるが龍且の追撃部隊が来たため馬車を軽くするため子供を投げ捨てる。しかしその度夏侯嬰は子供を馬車に戻したという。(うわーくずぅ…)
何とか逃げ切った劉邦は陣で張良と再会、そして今回の大敗の責任を取るという形で魏豹を解任した。
一方勝利した項羽は董翳、司馬欣を処断。劉邦の家族と呂雉を処断しようとするが呂雉は毅然とした態度で項羽に反論する。それを見て項羽は命は助けると言う。追撃をしようとしたが、斉の方へ向かわねばならない項羽であった。
その頃韓信は劉邦から書簡が何度も届いていたが、まだ訓練を終えていないため動けなかった。蒯徹は二つの道があると言い出す、一つは命令通り劉邦の元へ行く。もう一つは今握っている兵馬を使い…
数日後、韓信は劉邦の元に援軍に行き再び大将軍に任命される。韓信の次なる作戦は項羽を釘付けにし、諸将を撃ち破ることだった。滎陽で項羽を破り韓信は他を制圧する、それが次なる狙いだった。まず韓信は宣戦布告の書簡を送り、項羽を挑発。怒った項羽は滎陽を攻撃、韓信の伏兵に合い20万の大軍を失うのであった。
個人的にこの戦いは初見殺しだと思う。なぜなら韓信が戦闘開始時に囮になるのだが、移動封じにあう。これに対する回避方は装飾品か、防具で防げます。ヒントはこれは状態異常であること。
7、滎陽の戦い2
敗北した項羽は彭城に引き返し、范増から次なる策を授かる。それは以前大将軍を解任された魏豹を動かすことだった…
その頃劉邦は新しい夫人を迎え入れていた。そして酈食其は「六国の子孫を諸侯に封じれば、みな喜んで陛下の臣下になるで」というのでその策を実行しようとするが張良に止められる。張良からすればその策には9つの問題があったという…(なんだよ爺さんの作戦ガバガバじゃねぇか…)
その頃范増の目論み通り魏豹は反旗を翻した。韓信は自ら魏豹を討ち代、趙、燕、斉をここから韓信、樊噲、曹参、灌嬰がしばらく使えません。
あとここ、戦場名が2になってるけど1はどこ…?
8、滎陽脱出戦
王陵による奇襲で項羽の軍勢をなんとか撃ち破ることができた劉邦達。項羽は憤慨し、王陵のことを聞く。王陵には老いた母がいることを思い出し項羽は連れてこさせ、酈食其は王陵の代わりに楚の陣営に行き事の真偽を確かめることにした。しかし王陵の母は王陵を呼ぶための手紙を書くことを拒否し自害…、項羽は煮てしまおうとしたが踏みとどまりむしろ丁重に葬ることに。酈食其はこれを利用し韓信はすでに魏豹を討ちがら空きの彭城を狙っていると嘘を言う。
項羽は引き返し范増はそれは酈食其の嘘だと見抜いていた…
その頃韓信は魏豹を撃ち破り処遇は劉邦に任せた。魏豹の配下である周叔は范増の策に乗せられたと言い命だけはと嘆願し、庶民に落とすことでこの件は決着とした。そして彼の代わりに周叔に魏を収めてもらうことにした。韓信が北伐をしている間、こちらは南を動かそうという方針になった。彭越、英布の両名を味方につけられれば心強いが、彭越はとにかく英布が味方に付くとは思えなかった。が、以前項羽と確執があったため説得はたやすいと思い酈食其をつかわした。
英布の態度に業を煮やした項羽は武力行使に出た、それをみて英布も腹をくくり劉邦に着くことにした。英布を全面的に支援するという方向で話しはまとまり、その頃項羽は斉で戦っては戦後の処理をせず戻っていた。そんなこともあり鍾離眜は負け帰ってきてしまう…
韓信から援軍要請がきた劉邦は張良に言われ同意、大将として張耳を送る。蒯徹は張耳を送ってきたのは韓信への牽制だと吹き込む…なんかギスギスしてきましたね…。韓信は趙を滅ぼし李左車を捕らえ、彼から趙で善政を施し士気を高め燕を焦らせ蒯徹を使者に送り降伏させた。項羽は斉との戦いを中断し彭城へ帰還、劉邦を倒す方針に切り替えたのだった。それを聞いた劉邦は韓信に援軍要請、その間劉邦達は陳平の献策した離間の計を実行した。項羽は身内以外には大した恩賞を出していないことを利用し、范増、季布、鍾離眜、龍且は不満があると流言した。劉邦はよく項羽の攻撃を防ぎ、頃合いを見計らって和睦の使者を送った。項羽は悩んでおり、范増は和睦に反対したが流言のこともあり范増にも疑いの目が行っていた。翌日、項伯は劉邦の元に使者として行き項羽の使者としてきたことを話す。それを聞いた陳平は別の部屋に通した。項伯は通された部屋で内通している書簡を見つけ、それを項羽に報告する。范増は項伯が騙されて戻ってきたことを悟ったが、もはや項羽の耳に自分の言葉は届かないと知り隠居させてもらうことにした…しかし故郷に帰る途中で自害し自らの潔白を示した…。鍾離眜、龍且を重く用いる用遺言を残し…
怒った項羽は総攻撃を決意。劉邦は成皐へ退いたが、自分と似た人物を身代わりにした命からがらの退却だった…
9、成皐の戦い
劉邦が命からがら退却しているとき、張耳と酈食其は一向に軍を動かそうとしない韓信に業を煮やしていた。韓信はまだ訓練も終わっていないため下手に動かせないと言う…
劉邦は成皐に着き、彭越、英布が援軍としてこっちにむかっているとのことだった。主力がこちらに傾いて間、王陵に彭城を攻撃させることにした。
10、滎陽の戦い3
彭越、英布のおかげで何とか項羽は退却した。張良は二人には領地に戻り項羽の攪乱をするよう言い、劉邦達は北上して韓信と合流することにした。
劉邦は韓信の元に行き兵と大将軍の印を没収し、その頃彭越は楚の兵糧を焼き払い攪乱を行っていた。業を煮やした項羽は梁へ進軍、その隙に劉邦達は成皐と滎陽の奪還に成功した。
あとここからやっと樊噲達が復帰します。
11、広武山の戦い
劉邦達は次に酈食其の提案で斉の降伏を促すようにすることにした。しかし韓信に使者として行くことを報告しなかったため、酈食其の説得を一度は聞いた斉だが韓信は蒯徹にこの手柄は酈食其の方が大きいと言われ降伏したのを無視して斉を攻撃した…これに怒った田広は酈食其を煮殺してしまう…。斉は楚に援軍を要請し、酈食其の死は劉邦の耳にも入った。しかしこの時から、劉邦は韓信を危険視することが多くなった…、そしてのちに…
項羽は斉の援軍要請に龍且を大将、副将に周蘭を付け20万の大軍を送った。だが韓信はこれをも破り水計で楚軍を撃ち破り龍且は戦死、斉の田広と田横を処断した。
斉を制圧した韓信だが、蒯徹はしきりに独立して王になるよう進言する。だが韓信は仮の王を名乗らせてほしいと劉邦に書簡を送り、劉邦は怒るが張良は劉邦の足を踏んで止めさせる。その意図を組んだ劉邦は仮ではなく正式に斉王に任命するという。
その頃項羽は龍且戦死の報を聞き嘆いていた。韓信をどうにか仲間に引き入れられないか模索し使者を送るがこれを拒否、蒯徹は独立すべきだと何度も言うが韓信は自分を取り立ててくれた劉邦を裏切れないと言いこれを拒否する。蒯徹はもう疲れたと言い、韓信の元を去ってしまう…
「ああ…蒯徹の言う通りにしていれば……」
韓信の懐柔が失敗に終わった報告を受け、項羽は次の手に出る。それは以前捕らえた劉邦の家族を人質として使うことだった。劉邦は毅然とした態度で出陣し、項羽の弓を足に受けてしまうが毅然とした態度を崩さずにいた。
余談ですが劉邦の退却の時のセリフが「矢を足の小指に受けてしまったか…」なので元ネタはここだと思われます。
12、固陵の戦い
劉邦はなんとか持ちこたえ韓信、英布、彭越の援軍により項羽は退却する。劉邦は家族をどうにかして取り返せないか悩み、張良は和平協定を結ぶように進言する。張良は項伯に書簡を送り、休戦を提案する。楚漢は和平を結び、人質も解放され各々領地に帰ろうとするが、張良は破約を勧める…
しかし劉邦にはできなかった、それは今まで自分が貫いてきた信念に背くことでもあった…。中々決断ができないまま時間が過ぎて行き、項羽は彭城に帰り万が一に備え兵の訓練、韓信達はそれぞれの領地に戻ってしまった…
ようやく劉邦は決心したが、再び韓信達を呼び集めるところから始めねばならなかった。劉邦は項羽に宣戦布告し、援軍が来るまで耐えることに成功した。項羽は大軍だけあって戦線を維持することが難しかった。この戦いで以前見逃してくれた丁公、久しぶりに再会した雍歯を捕らえていた。
13、沛県の戦い2
しかし劉邦は怒り心頭であった、韓信達はまた動こうとしなかったのである。張良は彼らが動かないのは恩賞が少ないからだと言う。韓信達が動かずにはいれないほどの恩賞、劉邦はまず韓信に三斉王、彭越を大梁王、英布を淮南王とし独立した王として認める旨を記した。
これにより三人はすぐに劉邦の元に集まり、それに刺激される形で諸侯も集まった。ついに120万にも達する兵が集まり、韓信は垓下で決着をつけることに決めた。だが、そこまで項羽を誘い出す方法を悩んでいた。そこへ李左車が現れ、項羽の元に行き丸め込んで見せると言う。周囲の部下達は撃って出ることを反対したが李左車に丸め込まれ項羽は出陣を決意、以前彭城が襲われたため虞も連れて行ったのだった。
外に出てきた項羽を撃ち破り、劉邦達は初戦から勝利を収めた。
14、垓下の戦い
敗れた項羽軍は残った兵は50万から五万に…流言により項羽は彭城はすでに陥落したと思い込み、江東へ逃れることにした。項羽は垓下を経由して江東へ進軍している時、漢の陣地では張良がある策があると言い10日ほど時間を要するとのことだった。
韓信は垓下で伏兵を伏せ楚軍を徹底的に叩く。が、項羽は何とかこれを斬る抜ける。しかし…
15、烏江の戦い
項羽は垓下に陣を敷き、休憩することにした。そしてその夜、楚の陣地周辺から故郷の歌が聴こえてきた。楚の兵達は何年も帰れていない故郷を思い出し、何年も会えていない家族を想う…。兵達は我先にと逃げ始め、9割近くが逃げてしまった。
これが四面楚歌である。
この話は当然将軍たちの耳に入り、決断を迫られた。項羽は先の戦いで疲れて寝ており、項伯はそれ以外の諸将を集めた。その結果、季布、鍾離眜は兵士に紛れて投降、項伯は張良を頼り投降、周蘭と桓楚は項羽に殉じると…
残った兵は約八百人、これらをまとめあげた桓楚達は項羽に楚歌のことと項伯達が降伏したことを報告。項羽は桓楚に虞だけでも襄陽に連れて行ってほしいと頼むが、虞は項羽と離れたくないという。しばらく二人だけになりたいと言い、虞と話す。すると項羽は詩を歌う。
力抜山兮気蓋世 力は山を抜き、気は世を蓋う
時不利兮騅不逝 時利あらず、騅逝かず
騅不逝兮可奈何 騅逝かざるをいかんすべき
虞兮虞兮奈若何 虞や虞やなんじをいかんせん
そして虞は剣舞で返事をする…
漢兵已略地 漢兵、すでに地を略し、
四方楚歌聲 四方は楚詩の声。
大王意氣盡 大王、意気尽きたれば、
賤妾何聊生 賤妾なんぞ生をやすんぜん。
舞終えると虞は持っていた剣で自分を…
愛する者同士のこの切ない話こそ、「覇王別姫」である…
項羽は虞のために墓を作った。そして後日、一輪の花が咲いた。人々は虞の死を慎み咲いたひなげしの花を「虞美人草」と呼んだ。
それから項羽は江東を目指し進軍、劉邦達は項羽を追い詰めたと報告を受けいよいよ決着をつけるため出陣する。
項羽達は包囲されていたが三回突撃をし、これを全て蹴散らす。項羽は自分達が弱くて滅ぶのではない、天が自分達を滅ぼそうとしているからだと言う…
周蘭と桓楚はついに討ち死にし、残った27人と力尽きるまで漢軍を蹴散らした。ここでも項羽は強く200人近くを倒した。だが兵士達はみな討ち死に…残ったのは項羽だけだった…
最期は項羽自信、自ら首を刎ねて死んだ…齢三十一
紀元前202年、劉邦はついに天下を統一した。都を長安にさだめ、漢帝国の建国を宣言した。
楚漢戦争は終わり、各々の功績を述べる日となった。与えられた功績は以下の通り
張良…三万戸を与えられるもこれを拒否、劉邦と初めて出会った留県の地をもらう。巧臣62番目。
丁公…自分を見逃したことは項羽にとっては不忠を意味する、よって死罪(ええ…)
雍歯…鴻門の会で助けてくれた恩を返し、什方侯に封じる。巧臣57番目。
陳平…曲逆侯に封じる。巧臣47番目。
韓信…斉王から楚王に。巧臣21番目。
王陵…安国侯に封じる。巧臣12番目。
灌嬰…潁陰侯に封じる。巧臣9番目。
夏侯嬰…汝陰侯に封じる。巧臣8番目。
樊噲…舞陽侯に封じる。巧臣5番目。
周勃…絳侯に封じる。巧臣4番目。
曹参…平陽侯に封じる。巧臣2番目。
蕭何…相国に任命。巧臣1番目。
しかしその後も劉邦は多忙だった。項羽の残党、匈奴、韓信、英布、彭越が反乱を起こしたり怪しい動きを見せていたからだ…
そしてついに劉邦は英布との戦いで受けた矢傷が悪化し、とこから起き上がれなくなっていた。呂雉は蕭何もいなくなったら相国はどうするべきか尋ねた。劉邦は曹参、王陵、補佐に陳平、周勃と遺した…
一枚絵は劉邦とそれを支えた蕭何、韓信、張良
…この後は多くは語るまい。
・極限攻略雑記
今回も極限攻略してて遅くなりました。さて、毎度おなじみの極限雑記なんですが…
ぶっちゃけます
ほ ぼ 全 部 難 所 だ と 思 い ま す
なので今回は戦闘ごとの要点でもまとめようかと。
1、好畤の戦い
初戦から難所。総大将である章邯が硬すぎる+即死が効かない。
ではどうやって倒すか、ちんたらやってると印の12ターン以内が達成できません。
ここは樊噲の剣技で毒にしましょう、毒は毎ターン1/10減るので安定したダメージが入ります。
2、高奴の戦い
6ターン以内にクリアという頭おかしいクリアターンを要求される戦場。
とにかくダメージ範囲拡大を使って一撃で複数の敵を倒さないと間に合わないと思います。
3、檪陽の戦い
いきなり敵が混乱するのでそこまで難しくないかな?注意すべきは敵を全部片づけないといけないのでここもダメージ範囲拡大があるといいかも。
4、沛県脱出戦
ここも結構難しい。劉邦の親父に強行の書を使って足を速めさせるのもいいんですが、困ったことにそれをやるとガンガン先に行ってボコボコ猛獣をだします。しかし追撃部隊も振り切らないといけないので、ここは難しいです。
オススメは陳平でとにかく足止め、呂雉の堅固を劉邦の親父にかけることですかね…
5、睢水大戦
ここも難しいです、少数精鋭…
項羽以外は即死が効くので狙ってみるのも一興かと、項羽は陳平で攻撃を封じればタコ殴りできます。
6、荊襄の戦い
1ターン目が初見殺し。韓信に状態異常回復か、状態異常反射を持たせましょう。また、基本項羽軍は物理攻撃しかしてこないので店で買えるアイテム中型ラー油がオススメ、物理攻撃を30%カットできます。
7、滎陽の戦い2
二手に分かれて項羽の陣を奇襲。もし12ターン以内に項羽を倒せないなら陳平の毒、張良の策で何とかしましょう…
8、滎陽脱出戦
脱出戦。蕭何で劉邦に強行をかけ、装飾は突撃移動にしましょう、山から出てくる伏兵の攻撃さえ耐えられれば間を縫って行けるはず。
9、成皐の戦い
ここもある程度耐える必要がある。ここでは袋が使えるのでまだ楽かなぁ…でも前衛が劉邦しかいないし…
10、滎陽の戦い3
8ターンクリアが厳しいなら即死を狙いましょう。
11、広武山の戦い
これまた逃げるが今回は敵に囲まれる可能性が低いのでとにかく移動力を上げるといい。
12、固陵の戦い
たぶん劉邦伝(下)最高難易度。
私はダメージ範囲拡大をつけて劉邦を山に突っ込ませてなんとかしました…でもほぼ毎ターンみんなが補給の書を投げてました…
ここはもう少し最適なやり方がありそうですけど…
13、沛県の戦い2
項羽を攻撃封じで封じて反撃を受けないようにしましょう。
14、垓下の戦い
項羽の攻撃をry
15、烏江の戦い
項羽以外即死を狙い、項羽は攻撃を封じよう。まともにやり合うと誰かやられます。