人生の目的は、
幸せになること。
人は幸せになるために、
生まれてきた。
いろいろな場面で聞くし、
それはそういうものだろうと
理解しているつもりだった。
でも、
その幸せは儚くて
求めて求めて
ようやく手に入れたと思ったら
スッと手のひらから消えていく。
目が覚めた瞬間から、
眠りに落ちる瞬間まで
夫が嫌で嫌でたまらなかった当時。
いつも怒りが湧いてきて
ソファに座っていても
強い怒りを抑えるために
息が荒くなるほどだった。
肩で息をしながら、
夫の写真を
ビリビリに破いたこともある。
そんなどん底の時、
自分の力ではどうしようもないと
思って受けたカウンセリングで
感情を感じるワークを行った。
その時に私は
衝撃を受けることになる。
そのワークを通じて分かったのは
私は、自分の感情を
感じていなかった
ということ。
正確には、
感情の存在を認めていなかったこと。
そこに感情は
「無」だと思っていたけれど、
そこには
しっかりと感情があった。
私自身が
感情をなかったことにしていた。
あれほどに強い怒り、
抑えられない怒りは、
無視された本当の感情が
気づいてよ！と
私にS O Sを出していたに過ぎなかった。
感情は一人一人違うもの。
だから自分の感情を
なかったことにするのは
自分を無視して
自分を否定しているのと同じ。
その状態で
自己肯定感が上がるはずもない。
自分で自分を無視していれば、
誰にも分かってもらえないことが
現実になって起こる。
外側（現実）は、
内側の現れだから。
当時は、ただただ
夫が悪いと思っていた。
だから、いつでも私は
分かってもらえない被害者で、
私を虐げる夫のことを
極悪非道な悪者として扱っていた。
怒りを生み出す、
根っこの感情を感じれば
人は怒り狂う必要がなくなる。
誰にも理解されない孤独は
人を凶暴にしてしまう。
当時私は、
自分の人生がどうして苦しみだらけなのか
その謎を解いて
望みの人生を歩みたくて
心理学・脳科学・自己啓発・
スピリチュアル・栄養学・潜在意識など
数百冊の本を読んでいた。
膨大な本を読んで
自分に当てはまる場所を見つけて
ノウハウを実践して
「これでもう大丈夫なはず」と思っては
見事に打ち砕かれ、
何年経っても変わらずに
同じところをグルグル回っていた。
だけど
感情についての知識が
これまでの点と点をつなげてくれて
一直線に解決の方向に
向かうことができた。
感情は人それぞれだけど
「感情の性質」は誰でも同じだから、
感情の扱い方を
覚えて実践すれば
心は次第に
安定していく。
私にとって見当はずれな対応を繰り返したり、
こちらの気持ちにまるで気づかない
夫の言動は相変わらずだが、
そこにいきりたつ私ではなくなっていった。
幸せとは、
幸福感、多幸感などと呼ばれるように
「感じるもの」。
つまり幸せとは
「幸せな感情」を感じている状態なのだ。
でも、幸せの正体が
理論的に分かったからと言って
自動的に幸せになれるものでもない。
のちに分かったことだが、
人生がうまく行かない
「最大の原因」と言えるものがある。
それが、
未完了の感情。
自分でも気づいてない場所にある
解消されていない感情のことだ。
厳重に封印されている
未完了の感情。
実は、それを手放すまでは
同じような感情を
人生の中で繰り返し味わうことになる。
自分の人生こんなものと
諦める道を選ぶなら、
未完了の感情に向き合う必要はない。
だけど、
絶対に夢を叶える！と
前に進んでいくためには
避けては通れない。
未完了の感情とは、
処理することができなかった感情。
だから
向き合うには、
勇気も必要になる。
未完了の感情とは、
寂しさや悲しさなど
背負い続けている、大きな荷物のこと。
大きな荷物を持って
軽やかに進むこともできないし、
いつも歩みがフラフラしてしまう。
未完了の感情を抱えたままでは
本当の意味で心が安定することはない。
逆に言うと、
大きな荷物を下ろしてしまえば、
行きたい場所まで走って行けるようになるのだ。
つづく
最後までお読みくださり
ありがとうございました！
愛、お金、運、人間関係に恵まれるまでの私は、
HSP気質、摂食障害、
アダルトチルドレン、カサンドラ症候群に
苦しんでいました。
その過去をプロフィールとしてご紹介させていただきます。
次のエピソードはこちら
↓↓↓
過去のエピソードはこちら
↓↓↓
公式LINEでは、
心とお金のしあわせ心理学の無料プラグラムを提供中です💓
↓↓↓
