不動産情報検索サイト ジアースの衝撃 | 『サラリーマンが1億円の資産形成を目指す不動産投資日記』

『サラリーマンが1億円の資産形成を目指す不動産投資日記』

知識ゼロのサラリーマンを、より安全なスキームで、10年後に1億円の資産形成を成功させるために奔走するしあわせ不動産塾塾長前野の涙と感動の物語

ジアース というサイトをご存知でしょうか?

以前マザーズオークションというシステムを推進していた会社が作った不動産情報サイトですが、驚異的なスピードで物件登録を増やしているようです。

その物件登録数はなんと300万件


躍進の秘密は無料掲載であること。

これに尽きると思います。


このようなポータルサイトの出現は、不動産流通の仕事の仕組みを大きく変えてしまう可能性があるのです。


スーモやマイソク(業者間)は、不動産会社が広告料を支払って、

物件を掲載しています。


ところが、

無料で物件を登録出来て、かつそのポータルサイトに集客力があった場合、

不動産会社の戦略は変わってくる可能性があります。


また、

エンドユーザーにとって物件情報が大量に一遍に検索できる便利なサイトは大変便利なもので、物件探しの効率はUPします。

消費者がありとあらゆる物件を自分で探し出せるとしたら!!


そうなると、

自社の思惑(手数料の多少など)で物件を顧客に紹介していては、制約がおぼつかないどころか、信用を棄損することにもつながりかねません。



物件探しはもはや不動産業者の仕事ではなくなると言う事にもなりかねないと言う事になりますね。


そうなると、

不動産会社は、

このような状況を踏まえて、誠実かつ他社とは差別化したサービスを行っていかねば立ち行かなくなるのではないでしょうか。


これは不動産流通業の冬の時代ではなく夜明け前に近い感覚だと思います。

強い物が生き残るのではなくて、進化に付いて行ける者が生き残るのです。


という事は、

今業界でTOPの大手仲介会社といえども、進化に乗り遅れたら明日はないと行く事になりますね。

それどころか、中小零細会社でも進化すれば、いきなりTOPを狙えると言う事なのです。


明治維新で、

江戸末期の下級武士たちが、軒並み明治維新の要職に就任したように、

将来が見えた者が、次の時代をけん引するのでしょう。