名古屋地裁の競売の改札結果を見てきました。
今年になってから、もれなく観察しております。
今回も、
戸建て、マンションともに最低価格の3倍ペースで札が入っており、
市内・郊外問わず、売れ筋案件には業者の強気相場の様相です。。
※栄から徒歩圏内に位置する、東区の某マンションにも、ご多分にもれず、
最低入札価格の3倍強の価格で落札されていました。
実は、この付近で同時期に販売されていたマンションを新築時から所有している関係で、この案件の事は、以前購入の為の比較調査をしたことがあります。
正直私の物件より仕様は劣る、狭い、間取りが悪い、マンション全体が再建築不可など状況は悪いのです。
更に私の売却査定額が数年前の大手財閥系不動産仲介会社の査定で、
当時この入札額よりちょい上くらいでしたので、この落札価格は驚異的に感じました。
郊外で築古案件でさえ、最低入札価格の2倍位の値が付いていたと言う状況を見て、これは益々過熱してきたと感じています。
このような業者さん達の
売り返し(再販)は、約半年・1年後の為、
その時の融資状況もおそらく住宅ローンがまだまだ今のようにじゃぶじゃぶであって、
地元製造業の業績が回復している昨今、
より一層の住宅需要も見込めるであろうことから、
間違いなく来年の中古市場は上がって来る事でしょう。
この分野で投資を行うのであれば、
ここ1年以内の中古住宅市場の販売状況にも注意が必要です。
※取り下げも多く、任意売却での処分も堅調ですね。