「寅さん記念館」のつづきです。
思い出に残る なつかしの駅舎
ほんとにリアルに再現されていますね~
寅さんが愛した鈍行列車
帝釈人車鉄道
人が客車を押してレールの上を走行した鉄道です。
1897年(明治30年)に「金町駅」が開業すると、
江戸時代後期から人気だった「柴又帝釈天」への参詣者が増えました。
「金町駅」から「帝釈天」までは、徒歩20分ほどの距離でした。
「金町駅」から人車「柴又駅」の約1.2kmはほぼ平坦なため、
車両1両を人員1名で押していたようです。
強風時などには2人だったこともあるようです。
人車軌道としては珍しく複線化されていたそうです。
客車は6名定員で、押す係員のことを「車丁」と呼んだそうです。
運賃は、当時のお金で片道5銭、現在の貨幣価値で片道600円程度。
往復割引もあって9銭だったそうです。
風情あるこの乗り物には、「原敬」、「夏目漱石」、「尾崎紅葉」なども楽しんだそうです。
寅さんのあれこれコーナー
寅さんの衣装。
これ1着に着た切り雀です。
寅さんのトランク。
全財産。
台本。 細かいね~寅さんの履歴書とか診療録
はんてん。 寅さん埴輪。
「寅さん埴輪」
2001年(平成13年)8月4日、奇しくも「渥美清」の5回目の命日に、
「柴又八幡神社古墳」において、帽子や顔の輪郭などが、
「寅さん」にそっくりの埴輪が出土しました。
この埴輪は6世紀のもので、この埴輪を見た「山田洋次監督」は大変驚いて、
新聞で紹介された時は”君は寅さんのご先祖様かい?”という見出しがつきました。
歴代のマドンナたちです。
錚々たるメンバーですね~
こころのふるさとマップ(光庭)
吹き抜けの中庭です。
「こころの旅の記録」が展示されています。
タイルには、ロケ地の美しい風景がデザインされています。
つづいて、隣接する、
山田洋次ミュージアム へ。
映画「男はつらいよ」シリーズの原作、脚本、監督を務め、「寅さん記念館」名誉館長、
「葛飾区名誉区民」であり、2012年に文化勲章を受章した、「山田洋次監督」の、
これまでに携わってきた数々の作品や、映画づくりへの思いを、
9つのテーマでつづられたミュージアムです。
「山田洋次監督」って、大阪生まれなんですね~
いろいろな有名作品の監督ですが、「幸福の黄色いハンカチ」は見ました。
1時間ほど、「寅さん記念館」と「山田洋次ミュージアム」を観覧しました。
(つづく~)