「長谷寺」を拝観し、つづいては、
「初瀬ダム」から「鳥見山公園」を経て「榛原駅」へ至るハイキングコースを往きます。
近鉄の提供してる「てくてくまっぷ」に載っているコースです。
13時30分過ぎのスタート。
「大和川」沿いの県道を上がっていきます。
見廻不動尊
「弘法大師」の作と伝わります。
「弘法大師」は、「長谷寺」にお詣りした後、
「高野山金剛峰寺」の建立祈願のため笠山へ向かいました。
その際、この場所で深く回顧し、心を浄めるようにと彫ったと伝えられます。
不動尊の背後には、
初瀬ダム が聳えます。 ダムを目指して歩きます。
ダムまで上がってきました。
結構、ふーふー、息が荒い。
ダムの上から、今歩いてきた道が望めました。
ダムの管理センター。
「初瀬ダム」は「大和川」にある、奈良県が管理する洪水調整、河川維持、
桜井市の水道用水を目的とする重力式コンクリートダムです。
ダム湖は「まほろば湖」と命名されています。
「長谷寺駅」からは2.5kmの距離です。
まほろば湖
ダム湖の名称は、1988年(昭和63年)に、
地元の桜井市の小学校から募集し選定されました。
「古事記」の中で、「倭建命」が望郷歌として、
”倭は国の真秀ろば 畳づく青垣 山籠れる大和うるわし”と歌い、
”まほろば”には”素晴らしいところ”という意味があります。
実際、素晴らしい景色の湖でした。
「まほろば湖」の周囲を通ります。
向こうに見える橋も渡りますよ~
先ほどダムの上から見えてた橋です。
「まほろば湖」を半周して集落へ。 登り坂です。
車道から山道へ。
このトンネルをくぐると神社の境内に出ます。
高龗神社
「九頭龍神」を祀る神社です。
「口ノ倉集落」に鎮座し、別名は「口倉神社」。
本殿は無く岩そのものがご神体になっています。
境内からは「まほろば湖」が望めます。
九十九折りで集落を登っていきます。 「東海自然歩道」の標識がちゃんと出てます。
どんどん登っていきます
眼下の「まほろば湖」が、
かなり小さくなってきました。
里山の散策は心地いいです♪
石畳みの道。 木の根道。
尾根道。 周囲の山々。
高束城跡
898年、「長谷寺」に関係した「藤原家賢」が居所として築城したのが始まりで、
戦国期、「藤原順賢」の代に「松永久秀」の攻撃を受け、
1564年に落城、「順賢」は討ち死にします。
「初瀬ダム」を見下ろす、標高約528mを誇る「高束山」山頂に位置します。
さすがにずーっと上り、しかもこの日2つ目のコースとあって、
かなり体力を奪われてきました
バテバテです
ヒノキの森林浴をしながら歩き続けます。 草が生い茂る場所も。
植物には興味がなくよくわからんが、
赤い印象的な実。 廃墟の横を草をかき分けていく。
「鳥見山」方面への案内板が出ました。
(つづく~)